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ジェノブレイカーとバーサークフューラーどっちが強いのか?
仕様や準拠する設定(アニメなのかバトルストーリーなのか)によっても異なりますし、個人の考え方もそれぞれでしょうが、
ジェノブレイカーのほうがバーサークフューラーより「扱いにくいけれど強い」という解釈が比較的多いのではないかと思います。
(操作性などを含む)総合的なスペックのバランスとしてはバーサークフューラーのほうが優等生ですが、凶暴で特化した強さならジェノブレイカーという位置づけなのではないでしょうか。
解説
ジェノブレイカー
ジェノザウラーをベースに「対ブレードライガー」を想定して生まれたジェノブレイカー。
アニメではシャドーがジェノザウラーを進化させたワンオフ機として登場します。
一方、誌面展開のゾイドバトルストーリーでは少数ながら量産され、限られたエースパイロットの機体として描かれます。
ゾイドは生物であるため同じ種類でも個体差があり性能も異なります。
特にオーガノイドシステムの塩梅によってジェノザウラーやジェノブレイカーは初期の機体と後の量産型では大きな性能差があると考えられています。
バーサークフューラー
一方、野生体をベースにしたバーサークフューラーは希少ではありますがジェノブレイカーと比べればいくぶん扱いやすさという点において幾分現実的な機体となります。
ゾイドコアの寿命を縮めたりパイロットの負担が大きいオーガノイドシステムに比べ、野生体をベースにしたゾイドは(こちらも乗り手は選ぶものの)オーガノイドシステムの欠点を改善するに至ります。
またEシールドを装備したバスタークロー、収束型と拡散型を使い分けられる荷電粒子砲もなどより応用がきく装備も採用されています。
ジェノブレイカーとバーサークフューラーの比較
後発機であるため一見するとバーサークフューラーのほうがジェノブレイカーより強い印象を受けます。
しかしながら、オーガノイドシステムによりパイロットの操縦性を無視して強さだけを求めたジェノブレイカーは、バーサークフューラーにない振り切った強さがあるのではないでしょうか。
バーサークフューラーのように野生体のベースを尊重して開発されたゾイドは、オーガノイドシステムの性能に匹敵する力を持つとも言われています。
このため、総合的なスペック(強さだけでなく運用面やゾイド及びパイロットの負担)を考えるとバーサークフューラーのほうが優等生と言えるかもしれません。
しかしながら、バトルストーリーなどでは荷電粒子砲の最大出力はジェノブレイカーのほうが上の設定となっています。
また先述のようにジェノブレイカーはオーガノイドシステムの塩梅によって性能差が大きいです。
バトルストーリーのリッツが乗った初期型と、後の量産型では大きな性能差があるのではと考えられます。
このため、もしもバーサークフューラーの性能比較が量産型のジェノブレイカーとの比較であれば、ジェノブレイカーは見劣りするかもしれません。
逆に初期型の操作性無視のジェノブレイカーなら、バーサークフューラーの性能は心許ないかもしれません。
特にバトルストーリーで暴走したデススティンガーを止めたリッツのジェノブレイカーは本来の力が引き出されたワンオフ機に近い機体であり、バーサークフューラーがこれ以上のパフォーマンスを出せるかは微妙なところなのではないかと個人的には思います。