アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
最強の眼とは?
「鋼の錬金術師」において、キング・ブラッドレイことラースの眼は、「最強の眼」と表現され、どんな高速な動きもとらえることができます。
ラースの特殊能力の1つであり、この力を持って若き頃のブラッドレイは戦争で成果を上げ、大総統の地位まで上り詰めます。
ちなみにブラッドレイが眼帯をしているのは瞳のウロボロスの刺青を隠すためであり、両眼とも「最強の眼」です。
ウロボロスの刺青がある方だけが最強の眼というわけではありません。
解説
最強の眼の元ネタ考察
最強の矛(ラスト)、最強の盾(グリード)、最強の眼(ブラッドレイことラース)。
ホムンクルスはそれぞれ固有の特殊能力を持っていますが、「最強の」という表現をされるのはこの3名。
ラストとグリードについては文字通り「矛盾」の言葉のオマージュなのかなと思います。
つじつまが合わないことを指す言葉である「矛盾」。
「なんでも付き通す矛」と「なんでも防ぐことができる盾」が同時に存在しえないことを指摘する漢文が語源となっています。
このように考えると、ブラッドレイの最強の眼が余るというかまとまりに欠ける気がします。
完全に憶測ですが、「矛盾」に加えて最強の矛・盾・眼は「三種の神器」の淡いオマージュと考えると少しスッキリする気がします。
三種の神器とは剣・鏡・勾玉を指すのですが、これをアイディアとしてアニメではよく最強の剣・盾・魔法の玉が登場することがあります。
こじつけですが、ラスト・グリード・ブラッドレイが三種の神器のような関係なのかなと妄想できます。
ブラッドレイの強さ
最強の眼があってもそれを使いこなす身体能力がなければ活かすことはできません。
グリードを圧倒してる点からも、ブラッドレイはホムンクルスの中でも優れた身体能力を持っていることがわかります。
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索