アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
アルとメイのその後
最終話のエピローグ的な写真から、アルとメイは最終的に恋仲になったことが示唆されています。
「約束の日」の最終決戦から2か月後、アルがメイに気に入られていることをエドが茶化すシーンがあり、周囲から見てもアルとメイが「お似合い」であった様子がうかがえます。
また最終決戦から2年後、アルは錬丹術の研究のために東、つまりシン国方面に旅立っており、メイと再び交流があったことが考えられます。
シーンの解説
メイがアルを好きな理由
そもそも不老不死の手掛かりを求めてアメストリスに来た(不法入国した)メイ。
幼いながら一族の命運を背負ったメイは、その境遇からか生来の乙女な気質からか、同じく若くして国家錬金術師であり才能を発揮する鋼の錬金術師ことエドワード・エルリックに白馬の王子様のようなイメージを描きます。
しかし実際のエドは小柄でまた(状況も相まって)乱暴な言動が目立ち、メイはエドに幻滅することとなります。
その後、「兄さんより背が高い」など兄との違いを述べるアルにメイは王子様のイメージを重ねます。
エドと異なり基本的に周囲に優しく柔らかい言動のアルに、メイは行為を寄せるようになります。
エドの腕の錬成を手伝うメイ
「(錬丹術のことを聞きたくて)君に会いたかった」
「(自分の魂を代価に兄の腕を錬成するという)こんなこと頼めるのは君しかいない」など
「天然のタラシ」キャラとしての言動が目立つアル。
最終決戦ではアルの魂を代価にしたエドの腕の遠隔錬成をメイはサポートし、勝利に貢献します。
恋仲となったアルとメイ
メイは最終決戦後にすぐシンに帰っており、アルが東に旅立ったのは最終決戦から2年後になります。
このためアルとメイが再会し恋仲になるには少なくとも2年以上時間が経っており、エド&ウィンリィと比べると空白の期間が長かったと言えます。(エドは旅立つ前にウィンリィにプロポーズをしています)
エピローグの写真はエドとウィンリィの間に子供がいることから、さらに歳月が経っていることがわかります。
ずいぶんと成長したメイ。
シン国の皇女であるメイ・チャンと恋仲になったということで、逆玉の輿とも言えなくもないアル。
しかしメイいわくチャン家は権力などないに等しい民族ということなので、実際はそこまで派手な恋愛というわけではなさそうです。
本編
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索