アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
人柱(ひとばしら)とは?
鋼の錬金術師の用語である「人柱(ひとばしら)」
人柱とは、お父様(フラスコの中の小人ホムンクルス)が真理の扉を取り込むための錬成陣に必要な、「真理の扉を開いたことがある錬金術師」のことです。
原作準拠のアニメ2期では、第57話から58話にかけて人柱がお父様のところに集められます。
解説
錬成陣の交点
作中ではっきりと説明されないものの、各描写を踏まえると錬金術は錬成陣の交点に生贄を置くことでより強力な力を発動させることが可能のようです。
国土錬成陣の血の紋
これを応用したのが、国土錬成陣における「血の紋」です。
賢者の石の生成には大量の命が必要であり、街や国を巻き込んだ錬成が必要です。
これら国土錬成陣の交点が大量に人の命が奪われた地点であり、ホムンクルス達はこれら「血の紋」と呼びます。
アメストリスの国土錬成陣では5つの錬金術研究所が交点となっています。
お父様の企み
「お父様」こと「フラスコの中の小人ホムンクルス」の企みは、真理の扉を自分の中に取り込んでしまい、より完全な存在になることです。
このためホムンクルスは国土錬成陣となる地下トンネルや日食の日など様々な条件をそろえていきます。
そしてこれら条件の締めとなるのが、人柱を使った錬成陣の発動です。
真理の扉を開けたことがある強靭な命(精神?)を生贄とすることで、真理の扉を取り込むための錬成陣を発動させます。
人柱の条件
「人柱」という言葉は度々登場しますが、メタ的には第58話の金歯医師の語りが「敵側から味方側へ意図が説明されるシーン」であると言えます。
上記のシーンを踏まえると人柱に関しては以下のような要点があります。
- 真理の扉を開けて戻ってくること
- その際の人体錬成は成功しなくていいこと(というか人体錬成は成功しない)
- このためエルリック兄弟が人柱に選ばれたこと
- 人柱は5人必要であること
ちなみに作中で人柱となった5人とは、エド・アル・イズミ・ホーエンハイム・マスタングです。
本編
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索