アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
ブラッドレイの名言
自分の城に入るのに、裏口から入らねばならぬ理由があるのかね?
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode56」(Abema TV)より引用
線路の爆破にて谷に落ちるも、最強の目で生還したブラッドレイ。
中央司令部に戻り参戦します。
司令部をブリッグズが占領する中、正面から単身で乗り込むブラッドレイ。
悪役ながらかっこよすぎるシーンです。
ハガレンにおいて、敵キャラでありながらファンを魅了する登場人物の一人であるキング・ブラッドレイ。
その裏付けとなるシーンの1つかと思います。
また、第56話はこのブラッドレイのシーンが有名ですが、ブラッドレイに果敢に挑むバッカニアとファルマン、それに呼応するグリードも負けず劣らずかっこよく、見どころかと思います。
シーンの解説
無双するブラッドレイ
単身で戦車を破壊しあっという間に突破するブラッドレイ。
ブラッドレイもすごいですが、次々に金属を切り裂く剣もすごいと視聴者の間ではよくつっこまれます。
バッカニアとファルマンの健闘
ファルマン「すみません、マスタング大佐。
俺、ここで死ぬかも」バッカニア「おいおい、情けない面でカッコつけてんじゃねぇ。
男の意地なら、こっちも負けてられねえんだよ。
俺はまだ戦えるぞ」ブラッドレイ「くだらん。
人はそれを蛮勇と呼ぶのだよ」「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode56」(Abema TV)より引用
感情を露に泥臭く銃を向けるファルマン。個人的に熱い名シーンだと思います。
無双するブラッドレイや、それに果敢に挑み続けるバッカニア、このあと登場するグリードももちろんカッコイイです。
しかし、ファルマンの「自分では敵わない」とわかっていながら扉の前をどかない意志の強さ、それでも割り切れない「死への恐怖」、そこから溢れる涙。
そういった泥臭さがたまらなく熱いシーンではないかと思います。
死ぬ間際にマスタングの名前を言い、「生き残ることを誓った仲間達」を思い出すのもいいですね。
さらに、ここからグリードが参戦するタイミングも非常に熱いです。
これもアニメでよくある「このままでは負けて(死亡)しまうキャラがそれでも勇気を振り絞って立ち向かい、直後に強キャラが助太刀しながらその姿勢を評価する」展開かと思います。
グリードの参戦
その通り。
激情に任せて吠えたところで、得なことなんてありゃしねぇ。
だけどなんでかねぇ、そういうの、見捨てる気持ちにならねぇんだよなぁ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode56」(Abema TV)より引用
そしてここで参戦するグリード(リン)も、視聴者的には非常に盛り上がる展開。
ご都合主義な展開と言えばそうですが、
リンとファルマンはかつて面識があり、そういった背景からここでグリードが登場するのも不自然でない演出となっています。
様々な展開・描写がきちんと段階を踏んでいて、そういった点はハガレンが名作とされる理由の1つかと思います。
本編
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索