アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
キングブラッドレイ VS グリード(初代)
キング・ブラッドレイの圧倒的な強キャラ感がカッコイイ第14話、ブラッドレイとグリードの戦闘。
「なぜ全身硬化しないのか」といったツッコミどころは若干あるものの、仲間を見捨てず果敢に戦ったグリードもカッコイイ。
わずか2話での退場となりましたが、その筋の通った言動は視聴者の印象に残るものとなったはず。
ハガレンは少ない登場回数にもかかわらず、印象的で魅力的なキャラクターが多いと思います。
シーンの解説
キング・ブラッドレイ登場
君、歳はいくつだね。
私は今年60になる。
歳をとると身体が思うように動かなくなってな。
こんな仕事、さっさと終わらせて帰りたいのだよ。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode14」(Abema TV)より引用
デビルズネストの地下の下水道。
軍の兵がおらず単身でグリードと対峙しているのは、おそらく偶然ではなくブラッドレイの意図かもしれません。
こんなに穏やかな言い方をしたあとの、ブラッドレイの無双が敵ながらカッコイイ。
最強の眼
私はね、君のような最強の盾を持っているわけでも、
全てを貫く最強の矛を持っているわけでもない。
そんな私が、どうやって弾丸飛び交う戦場を生き抜き、功績を立てて今の地位にいるか、わかるかね?君に最強の盾があるように、私には最強の眼があるのだよ。
さて、グリード君、
君はあと何回殺せば死ぬのかね?「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode14」(Abema TV)より引用
グリードはブラッドレイと初対面で能力も知らず。
対してブラッドレイはおそらくホムンクルス一派からグリードの能力・特性を聞いていたでしょう。
しかしそれを差し引いてもブラッドレイの圧倒的攻撃は見ていて痺れます。
本来は再生能力がないブラッドレイが不利なはずですが、「君はあと何回殺せば死ぬのかね?」のセリフの絶望感がすごいです。
グリードの敗北
金も女も部下も、何もかも俺の所有物なんだよ!
だから、俺は俺の所有物を見捨てねぇ。
なにせ欲が深いからな!「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode14」(Abema TV)より引用
仲間を見捨てずブラッドレイに挑み、結果として敗北するグリード。
なぜブラッドレイに声をかける前になぜ全身硬化しないのかというツッコミもありますが、好意的に解釈すると全身硬化する暇がなかったのかもしれません。
再生と能力発動は同時にできない様子のホムンクルス達。
ブラッドレイは初手からグリードに常に傷を負わせて硬化を妨害しています。
一旦グリードを放置していたブラッドレイですが、最強の眼を持つブラッドレイのこと。
おそらくはグリードが再生しきるタイミングも把握してはいたでしょう。
グリードが声を掛けようがかけまいが、再生が終わる前に再びブラッドレイはグリードを攻撃したかもしれません。
本編
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索