アニメ「炎炎ノ消防隊」の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
ジョーカーとは?
炎炎ノ消防隊の登場人物であるジョーカー。
ジョーカーは作中においてダークヒーローのポジションとして描かれる人物です。
そのため主人公のシンラとは対極の存在となります。
孤児であったジョーカーは暗殺部隊である「聖陽の影」で育てられます。
集団を重んじ個人を押し殺す部隊の方針に馴染めなかったジョーカー。
いつからか世の中の真実を知りたいという思想に至ったジョーカーは、シンラ家の火災があった当時に組織を逃亡します。
そして伝導者一派、特殊消防隊のいずれにも属さない作中における第三の勢力として聖陽教や天照の謎に迫ります。
ジョーカーの解説
容姿
フォーマルな洋服に左目を隠した姿が印象的なジョーカー。
ジョーカーの左目はかつて異界アドラを見た際に焼かれ失われています。
能力
炎の力で鋭利になったトランプでの攻撃を主とします。
世代は不明であり、また時間を止めることができるショウと互角に渡り合うなど能力や力に謎が多い人物です。
その他、灰を使った爆発や幻覚作用を伴う煙など多様な攻撃を行います。
能力単体の威力が強いというよりは、戦況に応じて器用に立ち回るトリッキーな戦闘スタイルによる実力者です。
過去(52の時代)
暗殺部隊「聖陽の影」の時代には「52(ファイブツー)」という名を持っていたジョーカー。
トランプの枚数である52と暗殺者時代の名前が同じなのは作品における隠喩になります。
さらにババ(ジョーカー)を加えた53枚のトランプを扱う今のジョーカーは、52の時代とは異なる存在であることも同時に表しています。
アドラリンク
暗殺者時代、バーンズと共に天照内の焔ビトと交戦した際にアドラを垣間見ます。
これにより左目を焼かれ、アドラを見た人物としてアドラリンクが可能になります。
ジョーカーの活躍
消防官新人大会
ジョーカーの初登場は1期の第3話になります。
シンラと初対面し、交戦します。
ショウとの交戦
物語においてジョーカーの立ち位置が大きく変わったのが1期の第17話になります。
シンラを助けるかたちでショウと交戦。
これによりジョーカーが特殊消防隊にも伝導者一派にも属さない第三の勢力であることが判明します。
紅丸との共闘
ジョーカーの過去や多くのことが判明する2期。
紅丸と共に暗殺部隊と交戦します。
おわりに
ダークヒーローの名にふさわしいかっこよさで登場人物の中でも人気の高さがうかがえるジョーカー。
ジョーカーの視点で物語を見てみることも炎炎ノ消防隊の楽しみ方の1つと言えます。
補足記事