アニメ「炎炎ノ消防隊」の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
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第4話「ヒーローと姫」レビュー
アニメ「炎炎ノ消防隊」第4話「ヒーローと姫」。
プリンセス火華の初登場の回ですね。
話は変わりますが、2019年7月、京都アニメーション放火事件という痛ましい事件が起こりました。
当然ながら「炎炎ノ消防隊」と京アニの事件は何の関連性もありませんが、「炎炎ノ消防隊」は第3話の放送を1週延期しました。
「炎炎ノ消防隊」の第3話は建物を不審者が火の海にする話、第4話は人命を奪った消防官がそれでも精神鑑定の結果にて裁判で無罪になる描写が含まれています。
繰り返しになりますが「炎炎ノ消防隊」と京アニの事件は何の関連性もないものの、制作側が放送を延期した気持ちもわからなくはないですよね。
あらすじ
罪を犯した消防士・ミヤモトは“ホムラビト”化したにも関わらず人間のような「自我」を残していた。現場に到着する「第8」の隊員達。シンラは、まるで人間のように振る舞う相手に、一瞬戸惑うが、その使命感と正義感で“ホムラビト”となったミヤモトを圧倒する。 だが、そこに突如として現れたのは、第5特殊消防隊とその大隊長・プリンセス火華だった。管区を無視してまでやってきた「第5」の目的とは一体……。
炎炎ノ消防隊 第四話 「ヒーローと姫」(GYAO!)より引用
各シーンの解説や考察(ネタバレ)
119(ワンワンニャイン)が仰ぐ空
119(ワンワンニャイン)が空を見上げて、シンラが飛んでいる様子を飛行機雲が表しています。
第4話は119(ワンワンニャイン)のシーンで場面の切り替えが頻繁に行われますが、同じ絵なのに展開がシリアスになるに従って119のシーンも何だが印象が変わるので不思議です。
大隊長・プリンセス火華
多くの男性を従えるプリンセス火華。
この屈強な男性を椅子にする様子が同時期アニメの「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」のワイズの母親と完全に被ってるんですが、どっちが元ネタなのでしょうか。
謎の灰の正体
前回ジョーカーが使っていた爆発する謎の灰は焔ビトの灰。
んー、ほんと非人道的というか良心が痛みますね。
いい設定。
アイリスの回想
アイリスの回想。
プリンセス火華も登場するし、第4話はエンディングの核心に触れている感じですね。
自我を持った焔ビト
人体発火した人間の行動性質が反映されることもある焔ビト。
しかしヒナワいわく、ここまで自我をはっきりもってしかも喋る焔ビトは珍しいとのこと。
というかこういう犯罪者が自我を持った焔ビトになったら一般市民としては怖いですよね。
焔ビトを圧倒するシンラ
焔ビトを圧倒するシンラ。
その蹴りは車を勢いよく蹴り返せるほど。
オープニングでもありましたが、
シンラは炎の力で相当の勢いで物を蹴りとばせることができるんですね。
足から炎を出すと能力はシンプルですが応用が効く能力。
プリンセス火華登場
割って入るかたちでプリンセス火華登場。
完全に女王様キャラですが、照れた表情みるとツンデレキャラですね。
火を出すだけでなく、シンラが倒れたのはどんな能力か今後楽しみです。
焔ビトを捕獲する第5
情報は共有すると言ってますが、絶対嘘ですよね。
トオル岸理、初登場
トオル岸理も初登場。
オウビを馬鹿にするトオル。
第2話でマキが自分の能力を謙遜してましたし、
やっぱり第三世代・第二世代・無能力者において偏見と言うか上下意識みたいなものがある人も少なくないんですね。
プリンセス火華とアイリス
明らかに顔見知りですが、なんか気まずいというか距離のある様子ですね。
おわりに
作者である大久保篤氏は前作である「ソウルイーター」の頃からファンタジー感のあるイラストも評価が高いです。
そんな氏の作品であるからか「炎炎ノ消防隊」も作画がよくて、バンと出る1枚絵もすごく雰囲気がありますね。
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