アニメ「炎炎ノ消防隊」の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
アーグ大隊長の死亡回
弐ノ章最終話にて命を落としてしまったアーグ。
主要人物の死は物語に緊迫感を与えますね。
個人的にはオウビやアーグのように、無能力者でありながら強いキャラクターは好きで、そういう意味で今回アーグが物語から退場してしまったのは残念ではあります。
実際のシーン
アーグ大隊長VS屠リ人(ゴールド)
口調は穏やかですが、血を流し苦戦を強いられているアーグ大隊長。
能力の詳細は明かされませんが、おそらく金属を自由に浮遊させることができる白装束。
アーグは音もなく背後から刺されます。
自身らを屠リ人(ほふりびと)とし、伝導者の矛を称する謎の白装束。
かなりの実力者の様子。
アーグの過去
消防官たるもの人命と財産を守ることが使命。
しかし一番大事なものは自分の命だ。
命がなくなればこれから救う命も救えなくなる。炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第弐拾四話 激動の兆し(GYAO!)より引用
人を救うことと自分を犠牲にすることは似て非なるものであることは、炎炎ノ消防隊の大きなテーマの1つだと思います。
どんなときも冷静に、自分の身を大事に動け。
現場では自分の身をかわいがってやるのだ。
我々はヒーローなどではない。
我々も被災者と同じ、人間なのだから。炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第弐拾四話 激動の兆し(GYAO!)より引用
主人公のシンラとはまた違った価値観ですが、これはこれで名言かと。
アーグ大隊長の死亡
そして命を落とすアーグ大隊長。
混乱を避けるため表向きは自殺ということにしますが、ドMと自殺を絡めているのが作者のブラックジョークだなあと思います。
後日葬儀が行われ、アサコの立場としては辛いですね。
おわりに
アーグとアドラリンクをしたシンラ。
火事場の馬鹿力を習得するきっかけとなります。
今回命を落としたアーグ。
再登場の機会がないのは寂しいかぎりです。
今回も含め、アーグ大隊長の言葉は含蓄があるというか、比較的名言の頻度が多いなあと思うので。
本編のあらすじ