アニメ「炎炎ノ消防隊」の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
オロチVSタケル・ノト
炎炎ノ消防隊弐ノ章第20話のオロチVSジャガーノートの戦闘。
地下(ネザー)実験施設調査作戦編の序盤の戦闘であり、
ジャガーノートの見せ場の回になります。
同じ新人消防官であるシンラやアーサー、オグンと比べると戦闘に見劣りするジャガーノートですが、
炎の恐怖が人一倍強いにもかかわらず果敢に立ち向かう勇気と、慕っていたハジキ先輩の死とタマキを守りたい覚悟からくる勇敢さ。
そういった背景を含めてみると、ジャガーノートの戦闘は胸が熱くなる展開なのではと思います。
実際のシーン
オロチに圧倒されるタマキ。
ハジキの死もあり動転していたジャガーノートですが、冷静さを取り戻し、タマキを守るため立ち上がります。
慕っていた先輩の死と、片思いの女性を守りたい気持ちで自身を奮い立たせます。
ジャガーノートにとってはオロチとの戦闘であると同時に、自身の炎への恐怖との戦いでもあります。
スピードのある鞭と、威力のある炎のミサイル。
特性の違う能力同士の対決です。
火力に定評のあるジャガーノートの炎ですが、やや攻撃は単調で、やはりオロチのほうが実践慣れしている印象を受けます。
オープニングでも印象的なじゃがいも畑。
モブキャラが序盤に走馬灯を見て命を落としているので、ジャガーノートの回想は少し心配になります。
怒涛の火力で応戦するも、オロチの鞭は的確にジャガーノートを攻撃します。
重ね着をどんどん消費するジャガーノート。
しかし怯まないジャガーノート。
相手の攻撃を受けながら攻撃するパターンはアニメや漫画の王道展開ですね。
作者の前作「ソウルイーター」で、メデューサのベクトルアローを受けながら攻撃したシュタインを思い出します。
自爆にも近い爆発で次回に続きます。
おわりに
オープニングでも印象的だったジャガーノートの攻撃。
能力自体はアサルトと似ていますが、細かく見るとアサルトよりもさらに大振りというか、一対多の戦闘向きな印象を受けます。
ゆえに今回のような小回りのきく攻撃ができる相手との一対一の戦闘はちょっと不利なのかなと。
本編のあらすじ