アニメ「炎炎ノ消防隊」の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
マキ&ヴァルカンVSドミニオンズのお姉さん(人形使い)
久しぶりに鉄梟での格闘戦をこなしたマキ。
ネザーでの白装束との戦闘以来となります。
アローとの壮絶な戦いをこなしたヒナワ、火災旋風を操作したマキと、これまでのストーリーを見ると
第二世代の中でもマキは炎のコントロール自体が得意であることがわかります。
そのため今回のような純粋な火力のぶつけあいは不利な様子。
本編のあらすじ
実際のシーン
第8のマッチボックスを止めるかたちで登場したドミニオンズのお姉さん。
マキとヴァルカンが引き受けるかたちで戦闘が開始します。
鉄梟を駆使するマキですが、
初手からドミニオンズが優勢。
戦闘はマキVS人形使いですが、
主義・主張に関してはヴァルカンVS人形使いの構図といったところでしょうか。
機械と機械として愛情を注ぐヴァルカンに対し、
機械も生物のように愛でることを推奨する人形使い。
一見すると主人公サイドのヴァルカンより人形使いの方がいくぶん良心的な気もしますが、
しかしその背景には機械も子供も適切な操作により自分の意のままに扱いたいというサイコパスな背景が。
いずれにせよ真向勝負では力負けが明らかな鉄梟。
第三世代であり自由に着火できる人形使いのほうが、炎の操作に特化したマキより有利な様子です。
鉄梟のパワーを最大限に活かし、渾身の一撃を狙います。
マキとヴァルカンの共闘と言える一撃。
計算上はドミニオンズを上回れませんが、
マキの力によりなんとか撃破。
「計算は計算でしかない」というのもアニメではおなじみの展開です。
おわりに
以後に大量のドミニオンズで応戦する絶望の展開。
マキと人形使いの個々の能力というよりは、
第二世代が見劣りするような展開に見え、それが少し寂しい気がする戦闘でした。
個人的には第二世代・第三世代それぞれに持ち味があるという演出が好きなので。