アニメ「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
ダイナゼノンの元ネタ
アニメ「SSSS.DYNAZENON」は特撮作品「電光超人グリッドマン」を原作とする作品です。
具体的には「電光超人グリッドマン」の第18話「竜の伝説」のストーリーを元ネタとし、世界観を広げて1つの作品に仕上げています。
登場メカは同じく「電光超人グリッドマン」に登場したダイナドラゴンおよびキンググリッドマンが元ネタとなります。
解説
第18話「竜の伝説」とは?
原作の第18話「竜の伝説」のあらすじは以下のようになります。
- 約5000年前の古代人のミイラと埋葬品である竜の彫像が日本の考古学研究所に運ばれる。
- ミイラは竜を操ることができる力を持った一族である「竜使い」。国を救うもその力を恐れられ当時の王族に毒殺された。
- 竜使いと相思相愛であった姫は、その死を知って後追い自殺をした。
- ミイラをニュースで知った藤堂武史(敵)は、その境遇に感情移入。無念を晴らさせようと怪獣の力でミイラを復活させる。
- 復活したミイラはゆか(ヒロイン)を姫と勘違いする。しかしゆかから姫が後追い自殺をしたことを知らされ戸惑う。
- 怪獣は竜の彫像からヒントを得て作られたドラゴニックキャノンにより倒される。
- 怪獣が倒されたことでミイラは再び眠りにつき、愛する姫とは再会できないまま終わりを迎える。
このとき誕生した武器であるドラゴニックキャノンが、グリッドマンの2つ目の合体形態であるキンググリッドマンが生まれるきっかけとなります。
SSSS.DYNAZENONはこの竜の伝説のストーリーとキンググリッドマンを活用した作品になります。
ダイナゼノンの製作経緯
「電光超人グリッドマン」ではグリッドマンはアシストウェポンと合体します。
この合体形態は2つあり、1つは「サンダーグリッドマン」、そしてもう1つがティラノサウルス型のアシストウェポンである「ダイナドラゴン」と合体した「キンググリッドマン」です。
ダイナゼノンの前作にあたる「SSSS.GRIDMAN」では合体形態は1つしか登場せず、キンググリッドマンのほうが消化不良となりました。
このキンググリッドマンがダイナゼノンにてオマージュされることとなります。
SSSS.DYNAZENONにおいてダイナレックスおよびダイナゼノンの元ネタはティラノサウルス型のアシストウェポンである「ダイナドラゴン」です。
そしてカイゼルグリッドナイトはこのダイナドラゴンと合体したグリッドマンであるキンググリッドマンが元ネタとなっています。