アニメ「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
暦の過去の決別
第6~7話にかけて、稲本さんへの恋心の未練を断ち切れた暦。
第10話にて暦は次に自身の過去に区切りをつける展開となります。
解説
稲本さんへの恋心
暦「さっき俺、人を一人、助けてきました。
たぶん、俺の嫌いな人です」ガウマ「そっかぁ。
立派じゃねえの。
昔人に言われたんだけどさ、自分の気持ちには、正直に従ったほうがいいってな」SSSS.DYNAZENON 第7話(Abema TV)より引用
今まで中学時代の同級生であった稲本に恋心を抱いていた暦。
札束を見つけた稲本を前に、怖気づいて逃げ出したことも未練となっています。
しかしながら、第6話から7話にかけて、稲本が自分を恋愛対象として見てはいないことを悟り、自身の中で稲本への恋心に踏ん切りをつけることができます。
過去への未練
しかし、暦の未練はまだ続きます。
つまり、中学時代に逃げ出さず一緒にいれば、稲本と自分は結ばれたのではないかという可能性です。
さらに大金を拾った二人はそれまでと違った生活ができていたのではないか。
この過去に対する未練が第10話で描かれます。
一緒に(盗んだと考えられる)バイクで走り出す二人。
ですが風に舞う札束の対応の違いに暦は察します。
札束が散っても慌てることなく笑う稲本。
暦は稲本と大金を持った逃亡および恋愛を真に受けていますが、稲本にはそんな気はまったくないことを悟ります。
暦の足の傷
こうして過去に対しても未練がなくなった暦。
お札を必死で拾っていた際に足に傷をつけ、まるで過去の教訓のようになっています。
暦の足の傷は今まで描写されていなかったため、今回過去に閉じ込められた際にできたものと考えられます。
補足記事