アニメ「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
怪獣優生思想の元ネタ
怪獣優生思想の元ネタは、原作である「電光超人グリッドマン」第18話「竜の伝説」に登場する「竜使い」です。
竜使いは竜を操る不思議な力により国に貢献しますが、その力を恐れられ最終的に国に裏切られ滅ぼされます。
解説
竜使いとは?
竜使いとは「電光超人グリッドマン」第18話に登場する5000年前の一族です。
中国で竜を操る不思議な力を持った彼らは、国に貢献するも王族にその力を恐れられ毒殺されてしまいます。
当時の姫はと将来を誓い合った仲であり、毒殺の陰謀も知らなかったために竜使いの後を追って命を落とします。
この竜使いの一族が怪獣優生思想であり、姫と将来を誓い合った竜使いがガウマであると考えられます。
電光超人グリッドマンにおける竜使い
原作では姫と将来を誓った竜使いがミイラとして発見されます。
その悲しい運命に共感した藤堂武史(敵側)がミイラを操り騒動を起こすという1話完結のストーリーが「竜の伝説」です。
ガウマと姫のくだりや、怪獣優生思想が国に裏切られた点など、SSSS.DYNAZENONにおいて竜使い一族の設定はかなり盛り込まれています。
竜使いと呼ばれた怪獣優生思想
SSSS.DYNAZENONにおいてガウマや怪獣優生思想は自分達のことを「怪獣使い」と呼んでいる一方で、王族は「竜使い」と呼んでいるとの設定があります。
第10話の回想にて、姫に怪獣を披露するオニジャ達はどこか誇らしそうです。
しかし最終的には裏切られ毒殺されます。
ジュウガが言う通り怪獣使い達は国に利用された末に裏切られたと考えると、悲しい運命を辿ったと言えます。
原作の竜の伝説もどこか悲しい雰囲気のある作品ですが、竜使いの一族の報われない結末もSSSS.DYNAZENONは踏襲していることがわかります。