アクロバティックさらさら 過去の解説|ダンダダン

 漫画およびアニメ「ダンダダン」に関するページです。
 適宜ネタバレを含む可能性があります。ご了承ください。




アクロバティックさらさらの過去

ダンダダン 第7話 優しい世界へ(ABEMA)より引用

 ダンダダンの怪異である「アクさら」こと「アクロバティックさらさら」。

 アクさらは生き別れた娘に未練が残るシングルマザーが変貌した怪異であり、アイラが偶然知覚したことをきっかけに執拗な愛情を向けるようになります。



解説

生前

ダンダダン 第7話 優しい世界へ(ABEMA)より引用

 回想シーンで言葉での説明は少ないものの、貧しいシングルマザーであったと思えるアクさらの生前。

 娘にバレエを教える教養があった点と生活の描写から、おそらく裕福な家庭の生まれながら何らかの理由により、闇金に手を出し生活が困窮した(あるいは困窮したから闇金に手を出した)様子が読み取れます。

 パートを掛け持ちするも生活と返済に余裕のない日々。
 (おそらく返済のために無理矢理)風俗でも稼ぎを得ることで、精神的にも追い詰められていきます。

 しかしながら、愛する娘と慎ましい生活の中で、確かな幸福も感じていたアクさら。


最期

ダンダダン 第7話 優しい世界へ(ABEMA)より引用

 (おそらくは借金返済のための)茶封筒のお金から娘のドレス代と思しき3万円を使い、これが闇金業者のと関係を悪化させる決定打となります。

 血だらけで必死に抵抗するも、暴力団のような男性達に娘を拉致されるアクさら。

 回想シーンでは抽象的に描かれるも、最初は水面であったシーンが最後は空中となっており、シーンの終わりには鈍い音がした点からアクさらが飛び降り自殺をしたことがわかります。


死後

ダンダダン 第7話 優しい世界へ(ABEMA)より引用

 元々霊感のようなものがあったのか、母を失っていたアイラに偶然知覚された死後のアクさら。

 断片的な記憶がこれにより間違った形で補完され、アクさらはアイラを自身の娘と勘違いします。

 原作と異なりこのアイラとの遭遇により死後の女性が怪異「アクロバティックさらさら」となります。


アクさらの境遇についての考察

http://likiroku.com/dandadan-akusara-seizen/



参考資料

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