チ。名言集(第9話)-地球の運動について-

前の話の名言

前の話の名言 「チ。」第8話の名言集  今、あと一歩足りていないのはその無謀さだ。  真の宇宙を完成さ...



「チ。」第9話の名言集

 本当に文字はすごいんです。
 あれが使えると、時間と場所を超越できる。
 200年前の情報に涙が流れることも、1000年前の噂話で笑うこともある。

チ。 ―地球の運動について― 第9話 きっとそれが、何かを知るということだ(ABEMA)より引用

 アニメ「チ。-地球の運動について-」の第9話、「きっとそれが、何かを知るということだ」の名言を見ていきます。



解説

捧げた教授の人生も、間違ってない!!

 宇宙が完成しなかったのは、教授の能力が単に足りなかっただけだ。
 だからあの研究は間違いじゃない!
 捧げた教授の人生も、間違ってない!!

チ。 ―地球の運動について― 第9話 きっとそれが、何かを知るということだ(ABEMA)より引用

 自身の死期を悟り、未完成の研究に自信をなくす教授。
 天動説自体が間違っているのではないかという不安が襲います。

 そんな教授に対して、「教授の能力が単に足りなかった」という冷たい表現が、逆に教授への優しさに思える若い頃のピャストの言葉。


宇宙を、完成させる

 宇宙を、完成させる。

チ。 ―地球の運動について― 第9話 きっとそれが、何かを知るということだ(ABEMA)より引用

 教授の死後、喪に服す間もなく研究を始めるピャスト。

 周囲はそんなピャストを薄情ではないかと戸惑いますが、この上なく覚悟ができているがゆえの言動。


この世は、最低と言うには魅力的過ぎる

 でも、ずっと疑問だったんです。
 この世は、最低と言うには魅力的過ぎる。
 荒れ狂う自然や、理性のない獣。罪深い人間。
 そういった悲劇の類の者達ですら、なぜか全て美しさを備えてる。
 これには何か理由があっていい。
 それが、地球の運動なのかもしれない。
 大地と夜空が1つなら、どんなに汚しても、この世から輝きは簡単に消えない。

チ。 ―地球の運動について― 第9話 きっとそれが、何かを知るということだ(ABEMA)より引用

 オクジーとの会話おけるヨレンタの言葉。
 PVでも印象的だったセリフです。


俺は今、満ちた金星が見たいってことです

オクジ―「ここ数日間は、俺の人生で最大に謎な期間です。
 だけどその中で、一番よくわからないのは、俺は今、満ちた金星が見たいってことです」

バデーニ「では、我々が君にできることはもうないな」

オクジ―「はい。
 けど、もしよければ、期待してください」

チ。 ―地球の運動について― 第9話 きっとそれが、何かを知るということだ(ABEMA)より引用

 満ちた金星が観測されることで天動説の反証が得られる展開。
 ピャストからの資料提供のため、オクジーは満ちた金星を確認します。

 何かとネガティブなオクジーの、比較的珍しいポジティブなシーン。


きっとそれが、何かを知るということだ

オクジ―「満ちてる……
 不思議だ。
 ずっと前と同じ空を見てるのに、少し前からまるで違って見える」

バデーニ「だろうな。
 きっとそれが、何かを知るということだ」

チ。 ―地球の運動について― 第9話 きっとそれが、何かを知るということだ(ABEMA)より引用

 第9話のサブタイトルにもなっている名シーン。

 地動説に触れ、今までとは違った認識の下で空を見るオクジー。

 見識が広がり感動しているオクジーに対して、まんざらでもなさそうなバデーニがまたいいシーンです。


文字は、まるで奇跡ですよ

 文字は、まるで奇跡ですよ。
(中略)
 本当に文字はすごいんです。
 あれが使えると、時間と場所を超越できる。
 200年前の情報に涙が流れることも、1000年前の噂話で笑うこともある。
 そんなこと、信じられますか?
 私達の人生は、どうしようもなくこの時代に閉じ込められてる。
 だけど、文字を読むときだけは、かつていた偉人達が、私に向かって口を開いてくれる。
 その一瞬、この時代から抜け出せる。
 文字になった思考はこの世に残って、ずっと未来の誰かを動かすことだってある。
 そんなの、まるで、奇跡じゃないですか。

チ。 ―地球の運動について― 第9話 きっとそれが、何かを知るということだ(ABEMA)より引用

 オクジーが文字を学ぶきっかけとなったシーン。

 現代の日本人からすると文字を読むことは当たり前のことですが、こうして考えるとそれはとても尊いことであると再認識します。



次話の名言

前の話の名言 「チ。」第10話の名言集  アニメ「チ。-地球の運動について-」の第10話、「『知』」の名...



参考資料

テキストのコピーはできません。