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「チ。」第5話の名言集
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でも、私が死んでもこの世界は続く。
だったらそこに何かを託せる。チ。 ―地球の運動について― 第5話 私が死んでもこの世界は続く(ABEMA)より引用
アニメ「チ。-地球の運動について-」の第5話、「私が死んでもこの世界は続く」の名言を見ていきます。
解説
歴史が君を必要としたからだ
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歴史が君を必要としたからだ。
頼む。チ。 ―地球の運動について― 第5話 私が死んでもこの世界は続く(ABEMA)より引用
オクジーとノヴァクの戦闘にて、身を挺してオクジーを守った異端者。
これにて異端者は死亡し、球体のネックレスは異端者からオクジーに引き継がれます。
また、異端者が死ぬその瞬間、満足そうな悔いのない顔をしていた点がオクジーの記憶に強く残ります。
この謝罪は誠実さを欠いている
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巻き込んでしまい、すまない。
しかし、やり直したいかと問われたら、そうではなく、おそらく、何度繰り返しても、同じ選択をしただろうから、この謝罪は誠実さを欠いている。
その点も、大変申し訳ないと思っている。チ。 ―地球の運動について― 第5話 私が死んでもこの世界は続く(ABEMA)より引用
元はと言えば異端者を逃がす決断をしたのはグラスであり、オクジーは巻き込まれた形であると言えます。
ノヴァクらから逃げて一段落したタイミングで、改めて謝罪をするグラス。
「チ。-地球の運動について-」は丁寧ですが小難しい言い回しがあって、その点が良い意味でと特徴的でおもしろいなと思います。
そういった表現の1つであると思える、グラスの謝罪シーン。
もう一度、この世を肯定したいんだ
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しかし、私が失ったのは、この世に希望を感じる心だ。
少し前までずっと、愛しい家族を奪ったこの世を呪ってた。
だが考えてみれば、愛しい家族と出会えたのもこの世だ。
だとしたら私は、家族と過ごしたこの世を否定したくない。
難しいことかもしれないが、もう一度、この世を肯定したいんだ。チ。 ―地球の運動について― 第5話 私が死んでもこの世界は続く(ABEMA)より引用
自身の思いをオクジーに語るグラス。
グラスの家族への愛情が痛いほどわかります。
家族を失い絶望し、けれど家族に出会えたこの世を否定したくないという思いに至っているグラス。
グラスのこれまでの葛藤と歴史が垣間見えるシーンです。
私が死んでもこの世界は続く
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君の言うように、この世界は喪失で溢れている。
それに、人はいつか死んでここを去る。
でも、私が死んでもこの世界は続く。
だったらそこに何かを託せる。
それが、喪失まみれのこの世界から生まれたある種の、希望だ。チ。 ―地球の運動について― 第5話 私が死んでもこの世界は続く(ABEMA)より引用
石橋が壊れグラスは落下。これにて最期となります。
しかし異端者同様、満足そうな顔で最期を迎えたグラス。
球体のネックレスは気味悪がり捨てようとしたオクジーに代わり、グラスが所持していましたが、これにて再びオクジーが手にすることになります。
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