カウボーイビバップ(Cowboy Bebop)についてです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
Part5 キー・オブ・ライフ
人間は心臓の鼓動によって生きている。
鼓動とは規則的な繰り返し。すなわちリズムのことだ。
そう、何をするにしても大切なのはリズムだ。
歩く時も、ケンカする時も、飯を食う時も、愛し合う時も、台詞を言う時も、リズムが重要なんだ。アイン『アン、アン、アン!アン、アン、アン、アン、アン!』
スパイク(カウボーイビバップ よせあつめブルース)より引用
解説
ジークンドー(截拳道)を使い、ブルース・リーを師と仰ぐスパイク。
「歩く時も、ケンカする時も」という表現がスパイクらしいなぁと思います。。
身体や体術と、人生・生き方を重ね合わせたスパイクの言葉。
カウボーイビバップは物語やセリフだけでなく(むしろ)音楽も評価されている作品だと思います。
特にオープニングの「Tank!」は印象的で、後のバラエティ番組のBGMでも多用されます。
サブタイトルでも度々音楽に関する単語が使われていたり、ビシャスとグレンのオルゴールの音色など、カウボーイビバップを語る上で音楽の話題は避けられないでしょう。
1つ1つのBGMのクオリティもさることながら、音楽と本編のシーンが非常にマッチしていることが本作の評価につながっていると思います。
派手なアクションシーンではリズムよく、切ないシーンではしっとりとした音楽。
基本は1話完結のストーリーもテンポがいいですし、カウボーイビバップはそのリズム感の良さが名作と言われたゆえんではないかと思います。
補足記事