「真理の扉」とは?
アニメ「鋼の錬金術師」において重要な存在である「真理の扉」。
本編において「真理の扉」が明確に説明されるシーンはありませんが、文脈から察するに、
「真理の扉」は錬金術の源であり、膨大な情報に個人がアクセスできる入口のようなものと考えられます。
「真理の扉」と「人体練成」
「真理の扉」は主に「人体練成」を行った際に術者の眼前に現れます。
「人体練成」とはすでに失われた人体や命を錬金術で元に戻そうという行為です。
通常の錬金術では不可能であり、さらにはその代償として自身の身も危険にさらすことから、禁忌とされる人体練成。
人体練成を行うとその代価として自身の身体の一部を奪われます。
そのやりとりを行うのが真理の扉と中の暗闇の中にある無数の目と触手です。
「真理の扉」と「手合わせ練成」
人体練成を行うと真理の扉の向こう側に自身の身体の一部を奪われます。
その際、術者は真理の扉の内側を見ることになります。
真理の扉の内側は膨大な情報がうごめいているらしく、真理の扉の内側に触れた術者は膨大な情報を頭の中に直接送り込まれたような、頭が割れるような感覚に陥ります。
その結果、
真理の扉を見た者は練成陣なしでの練成、つまり「手合わせ練成」ができるようになります。
まとめ
このように、練成陣なしの練成ができるようになるほど膨大な情報を持っている「真理の扉」。
ゆえにエドなどは扉の向こうにあるものを「真理」と言っています。
しかしこれはあくまでエドの考えであり、扉の向こうにあるものが「真理」なのかは作中で不明です。
膨大な情報、つまり全知全能という観点から「フラスコの中の小人ホムンクルス」などは「真理の扉」を「神」と位置づけていますし、その解釈はそれぞれです。
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