日車寛見「私だけは目を開けていたい」|呪術廻戦 第55話「東京第1結界②」

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第55話の日車の名言

 私だけは目を開けていたい。

呪術廻戦 | 第3期 死滅回游 前編 第55話 東京第1結界②(ABEMA)より引用

 闇堕ち後を考えると切なくなる、第55話の日車の過去の発言。

 真面目で優しく、それゆえに自分をすり減らしていく点は夏油と通ずるものがあります。

 「目を開ける」という言葉を念頭に視聴すると、またいろいろ考えさせられる第55話。



解説

目を閉じるというメタファー

呪術廻戦 | 第3期 死滅回游 前編 第55話 東京第1結界②(ABEMA)より引用

呪術廻戦 | 第3期 死滅回游 前編 第55話 東京第1結界②(ABEMA)より引用

 視聴者目線の勝手な解釈ですが、

 自分がおかしいと思っていることに対して「目を開けて」直視する日車に対し、ほどよく目を閉じ心を守りながら仕事をする(日車の先輩弁護士と思しき)高木。

 日車の仕事の仕方を心配し助言をしていた高木ですが、それも虚しく日車は独立した後も目を開き続けます。

 そして闇堕ちし、呪術によって人を殺める日車。
 皮肉にも正義の女神を模しているのか、日車の式神も目が縫い付けられており目が閉じています。


闇堕ち前の日車の信念

 私は弱者救済など掲げてはいません。
 昔から自分がおかしいと感じたことを放っておけない性分でした。
 それが治っていないだけです。
 正義の女神は法の下の平等のために目を塞ぎ、人々は保身のためなら、あらゆることに目を瞑る。
 そんな中、縋りついてきた手を振り払わないように、
 私だけは目を開けていたい。

呪術廻戦 | 第3期 死滅回游 前編 第55話 東京第1結界②(ABEMA)より引用

 自分が助けようとした被告達に、心ない言葉や視線を向けられ、これが闇堕ちの決め手となった日車。

 自分がおかしいと思うことに目を開いた結果、自分が助けようとした人に冷たい視線を向けられることになります。

 このように、何かと「目」の比喩が興味深い第55話。



本編の解説

http://likiroku.com/jujutsukaisen-arasuji-55/



参考資料

 
 

 
 

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