【かがみの孤城】こころの名言集・解説

 小説および映画「かがみの孤城」に関するページです。
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安西こころの名言集

映画『かがみの孤城』予告②主題歌編【12月23日(金)全国公開】(松竹チャンネル/SHOCHIKUch)(youtube)より引用

 映画「かがみの孤城」における安西こころの名言を見ていきます。



解説

学校行ってないのかなって思うけど、そんなこと誰も聞かないし言わない

 毎日のようにみんな来ていて、学校行ってないのかなって思うけど、そんなこと、誰も聞かないし、言わない。
 それが、とても心地いい。

映画『かがみの孤城』より引用

 孤城で過ごしながらのこころの思い。

 物語序盤では、こころの不登校に理解がなかったこころの母親。
 そんな母親の接し方と対比にもなっているシーン。


私、話したかったんだ

映画『かがみの孤城』予告②主題歌編【12月23日(金)全国公開】(松竹チャンネル/SHOCHIKUch)(youtube)より引用

(私、話したかったんだ。
 誰かに聞いてもらいたかったんだ……)

 私、真田さんが居なくなれば、全てうまくいくと思った。
 鍵を見つけて、真田さんがこの世から消えますようにって、お願いしたかった。
 でも、それでみんなとの記憶がなくなるなら、どっちがいいかわからなくなって……

映画『かがみの孤城』より引用

 こころがいじめのことや願い事をアキ・フウカに打ち明けるシーン。
 こころが精神的に成長したシーンとも言えます。

 「真田が居なくなる」というネガティブな願いを叶えると、「みんなとの記憶がなくなる」というポジティブな思い出を失う状況。
 「かがみの孤城」はこのあたりの設定がほんとうまいなぁと思います。


だから、生きなきゃダメ!

 私達は会えるよ。
 頑張って、大人になって、助け合える!
 だから、生きなきゃダメ!

 私、未来にいるの!
 アキの生きた、大人になったその先に居るの!
 私達、時間がずれてるんだよ。
 それぞれ違う時代の、雪科第五中学の、生徒なんだよ!

映画『かがみの孤城』より引用

 合わせ鏡の中へと入り、アキを助けようとするこころ。

 もちろんこのシーンはこころのアキに向けたセリフですが、「不登校の子供」や「心が傷ついた人」へ生きることの大切さを説いているようにも感じます。



かがみの孤城の名言集

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参考資料

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