アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
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他人に救われる準備がある奴
先生、俺強いよね?
でも、俺だけ強くてもダメらしいよ。
俺が救えるのは、他人に救われる準備がある奴だけだ。呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第29話 玉折(ABEMA)より引用
第29話「玉折」にて、闇落ちする夏油を止めることができなかった五条。
甚爾との戦闘で能力が覚醒し全能感を持っていた五条ですが、1人の力の強さだけでは、他者の心までは救えないことを五条は痛感します。
解説
夏油の名言
五条「意味ない殺しはしねぇんじゃなかったのか?」
夏油「意味はある。意義もね。大義ですらある」
五条「ねぇよ。非術師殺して術師だけの世界を作る?
無理に決まってんだろ!
できもしねぇことをセコセコやんの、意味ねぇっつんだよ!!」夏油「傲慢だな……
君にならできるだろ、悟。
自分にできることを、人には、できやしないと言い聞かせるのか?君は五条悟だから最強なのか。
最強だから五条悟なのか。」五条「何が言いてぇんだよ」
夏油「もし私が君になれるなら、
この馬鹿げた理想も地に足がつくと思わないか?」呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第29話 玉折(ABEMA)より引用
夏油の「もし私が君になれるなら……」の言葉に対して即座に言い返すことができない五条。
五条の力があれば「非術師を皆殺しにする」ということもできなくはないこと、それを五条も自覚はしていることがわかります。
五条の名言
夜蛾「なぜ追わなかった?」
五条「それ、聞きます?」
夜蛾「いや、いい。悪かった」
五条「先生、俺強いよね?」
夜蛾「ああ、生意気にもな」
五条「でも、俺だけ強くてもダメらしいよ。
俺が救えるのは、他人に救われる準備がある奴だけだ」呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第29話 玉折(ABEMA)より引用
五条が高専の教師を志すきっかけとなったと思われるシーン。
自分が強ければ、助けを求める弱者を守ることはできるのかもしれません。
しかし、そもそも助けを求めていない人を助けることはできません。
それを痛感する五条。
夏油との一件をきっかけに、自分だけが強くなるのではなく、「誰かと一緒に強くなること」「他者を強くしていくこと」の重要性を五条は感じます。
本編の解説
参考資料