アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
盤星教を乗っ取る夏油傑
私に従え。猿共。
呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第29話 玉折(ABEMA)より引用
人員と資金力に目をつけ、盤星教を乗っ取った夏油。
これにより「呪術師だけの世界を作る」という道を本格的・具体的に進み始めます。
ここからさらに時は流れるものの、基本はこの第29話「玉折」までで「呪術廻戦0」の乙骨と対峙した「最強の呪詛師」夏油傑が出来上がります。
解説
教祖となる夏油
夏油が甚爾と孔のつながりとどこまで把握していたかは不明ですが、孔を仲介役として元盤星教信者を取り込む夏油。
問題のある宗教団体であった盤星教は、理子の一件が決定打となり表向き解体されます。
しかしその人員と資金は名前を変えて健在で、結局は怪しい新興宗教として活動を続けています。
呪霊を集めれば集めるほど戦力が大きくなる呪霊操術の性質上、呪いを自身の下に集めたい夏油。
また「術師だけの世界を作る」には、仲間を集め組織を動かす資金も必要です。
このため「猿共」を利用することにした夏油。
理子の暗殺依頼をしたのが盤星教代表役員「園田茂」であったことを夏油が知っていたのか詳細は不明ですが、
演説で見せしめとして園田を呪殺し、(結果だけ見ると)理子の復讐も同時に果たした夏油。
同行する菜々子・美々子
夏油に助けられ、以来一緒に行動する菜々子・美々子。
盤星教での演説は、ある意味で「夏油の革命の始まりの日」でもあると言えます。
その象徴的な瞬間を目の当たりにする菜々子・美々子。
本音を選んだ夏油
さて、改めて。
(猿は嫌い)
私に従え。
(それが私の選んだ本音)
猿共。呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第29話 玉折(ABEMA)より引用
五条に対して「あとは自分にできることを、精一杯やるさ」と灰原の言葉を言ったり、九十九の「本音を選ぶ」という表現を使う夏油。
こういうところに夏油の真面目さと素直さがうかがえます。
ちなみに夏油の服装が「五条袈裟」であり五条と名前が関連している点も切ないなぁと思います。
五条袈裟を身にまとうことは、「自分も(五条のように)1人で最強になる」思いの表れなのかもしれません。
本編の解説
参考資料