「GRIDMAN UNIVERSE」シリーズのネタバレを含みますのでご了承ください。
第6.n回「だまされやすいね」
「SSSS.GRIDMAN」ボイスドラマにおける第6.n回「だまされやすいね」は、内海とアカネの会話になります。
本編第6話にて書店で遭遇し、喫茶店(スタボ)で怪獣の話をする内海とアカネ。
ボイスドラマ第6.n回は、グリッドマンに関する裕太の話題にアカネが切り込む前段階の、内海とアカネの会話を描きます。
伏線および描写の解説
怪獣の話で盛り上がる
でもわざわざそういうの共有したいと思わないかなぁ
SSSS.GRIDMAN ボイスドラマ 第6.n回より引用
「怪獣好き」という共通点があるアカネと内海ですが、本編・ボイスドラマ共に怪獣に対する思想は双方微妙に異なります。
怪獣好きという趣味を他の人とも共有したい内海に対し、自身で完結しているアカネ。
アカネが仮想世界を作った気質がうかがえる会話と言えます。
また、オタク趣味が「キモい」のではなくその人の気質自体が問題であるというアカネの耳が痛い指摘。
ただ、内海はオタク趣味はありますがコミュニケーション能力もなかなかあり、その点が記憶喪失の裕太のサポートにつながっていると思います。
大宇宙根源調和呼吸法
新興宗教に勧誘する「フリ」で内海をからかうアカネ。
タイトル「だまされやすいね」の背景となるやりとりです。
大宇宙根源調和呼吸法および宗教ネタはダイナゼノンのボイスドラマでも登場します。
映画「グリッドマンユニバース」も含めると、ボイスドラマの新興宗教ネタに「宇宙」が関連しているのも淡い伏線と言えるでしょう。
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