「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
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第29話「奴がリーダー?姿を見せた強敵!」
アニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP」の第29話「奴がリーダー?姿を見せた強敵!」。
ミハエルの公式戦初描写の回になります。
アイゼンヴォルフVSロッソストラーダという好カードでレース自体もおもしろいですが、豪の精神的なブレイクスルーの描写が非常に示唆的な回になります。
各シーンの解説
カルロの名言
勝負に汚いも綺麗もない。
勝った者だけにスポットが当たるんだ。アニメ 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP] 第二十九話「奴がリーダー_姿を見せた強敵!」(ミニ四駆チャンネル【コロコロ×タミヤ公式】)(youtube)より引用
ある意味では勝つために泥臭く勝負をしているカルロ。
実際にアディオダンツァの確固たる証拠もなく、豪も反論ができません。
リョウの名言
悔しかったらレースで勝つしかない。
俺達は、レースが正しく行われているかどうかを探る、監視員じゃない。
それに今は、俺のトライダガーをなおすことが優先だ。
もし奴らが汚い手でレースに臨んでるんだったら、みんなが見ている前で堂々と勝つ。アニメ 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP] 第二十九話「奴がリーダー_姿を見せた強敵!」(ミニ四駆チャンネル【コロコロ×タミヤ公式】)(youtube)より引用
視聴者的には「ロッソストラーダの不正にいいかげんみんな気づけよ」感も否めないのですが、この展開に唯一筋を与えてくれそうなリョウのセリフ。
確かに、自分のマシンを修理せず、練習にも身が入らず、不正のことばかり言う豪はやや選手よりも別の視点で物を言っている感じも否めません。
アイゼンヴォルフ2軍のエアブレーキを使ったアタックや、番外対決で気流を乱しマグナムをふらつかせたエッジのバックブレーダー、チーム戦で度々見られるブロックフォーメーション。
細かく言えば相手の走路を妨害する行為は少なからずあり、それをどこからが不正でどこまでをグレーと決めるのは選手ではなくオフィシャルです。
現状ロッソストラーダの不正に確固たる証拠はなく、疑ってどうこうよりも自分のすべきことをするリョウのスタンスは確かに合理的と言えます。
アイゼンヴォルフVSロッソストラーダ
そして始まったアイゼンヴォルフVSロッソストラーダ。
アディオダンツァの衝撃波は後輪の向きを変えるリアステアリング時に狙いを定め発動させます。
そのためぴったりと横付けされると十分に蛇行できず発動できません。
こうして攻撃ができないゾーラのディオスパーダ。
ちなみにこの前にジュリオがアドルフのベルクカイザーを仕留めており、アイゼンヴォルフも無傷ではないところがリアルです。
ミハエルの名言
一人でダンスしてて楽しい?
アニメ 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP] 第二十九話「奴がリーダー_姿を見せた強敵!」(ミニ四駆チャンネル【コロコロ×タミヤ公式】)(youtube)より引用
全話通しても秀逸な煽りの1つと思えるミハエルの名言。
ブラインドで何らかの攻撃を仕掛けてくると初めから察していたミハエル。
ゴール直前最後のブラインドであえてアディオダンツァに(急所を外すように)当たりカルロを油断させます。
その後は不正のしようがない見晴らしの良いストレート。
直線勝負ではベルクカイザーのほうが性能が高いため、ミハエルが勝利します。
ミハエルが与えた豪への影響
特別な装備や必殺技ではなく、ましてやオフィシャルに不正を言うのでもなく、「普通にレースをして勝った」ことが非常に重要であった第29話。
これにより、心の奥底で「不正をやめさせないとロッソストラーダに絶対勝てない」と視野が狭くなっていた豪の考えが変わります。
前後のあらすじ
補足記事