「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
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第19話「勝て!恐怖のデスマッチ ディオスパーダVSサイクロンマグナム」
アニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP」の第19話「勝て!恐怖のデスマッチ ディオスパーダVSサイクロンマグナム」。
満を持してのロッソストラーダ初登場回。
明らかに悪役のロッソストラーダですが、わりと筋が通っているカルロの言動は魅力的でカリスマ性があるとも言えます。
各シーンの解説
ディオスパーダ初登場
リアステアリング機能によりコーナリングができるため、フロントローラーがないディオスパーダ。
走行音もビクトリーズマシンと異なり重めで、雰囲気が出ています。
豪を蹴るカルロと外面のいいロッソストラーダ
土屋博士「よかったら11連勝の秘訣を教えてもらえるかな?」
カルロ「そうだな、それはみなさんと対戦してないってことかな」
アニメ 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 第十九話「勝て!恐怖のデスマッチ ディオスパーダVSサイクロンマグナム」(ミニ四駆チャンネル【コロコロ×タミヤ公式】)(youtube)より引用
蹴られたことやたもつ(ジュンの父親)の情報も踏まえ、ロッソストラーダは腹黒でレースで不正もやっていると主張する豪。
しかし(演出の兼ね合いもあり)可哀想になるほど周囲に信じてもらえません。
今までの身勝手ぶりが災いしたといえる豪の信用のなさ。
また初対面では愛想のいいことを言っていますが、内心ではビクトリーズを見下しているロッソストラーダ。
その傾向は初対面の際のアストロレンジャーズにも少なからず見られました。
やはり実力で世界グランプリ出場を勝ち取った海外チームからすれば、グランプリレース未経験にも関わらず出場および自国開催の権利を持った日本チームに対する不平不満はあって当然でしょう。
貧しい境遇から実力でのし上がったロッソストラーダはなおさらです。
豪とカルロの一騎打ち
豪「あんなところから落ちたら、
マシンはただじゃ済まねぇ。そしたら……」カルロ「もう世界グランプリには出られねぇ。
勝負ってのは遊びじゃねぇんだ」アニメ 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 第十九話「勝て!恐怖のデスマッチ ディオスパーダVSサイクロンマグナム」(ミニ四駆チャンネル【コロコロ×タミヤ公式】)(youtube)より引用
リアステアリングなどおそらくコーナー重視のマシンであるディオスパーダで、マグナムと直線勝負を設けるカルロ。
豪に有利な勝負を設定しつつも、チキンレースで豪の力を制限させなおかつナイフでマシンを止める策で状況をとんとんに持っていきます。
カルロは強気の発言をしながらもきちんと戦略も立てている冷静さがあります。
またギリギリの勝負でリスクをとれる勝負師的なところもあり、さすがはミニ四駆1つで這い上がってきただけのことはあります。
ちなみに豪が委縮していたとはいえ、新型のV2モーターを搭載したマグナムとのストレート勝負で、旧世代のアトミックモーターで競り合えるディオスパーダおよびカルロのセッティング能力はさすがです。
カルロの名言
おそらくコンクリートの地面であれば死亡事故につながるため、それは度が過ぎると豪を一旦は掴んだカルロ。
下が水面であることを確認すると文字通り気に入らない奴から手を離します。
他のメンバーは後ろにいて下が水であることを知らなかったため、カルロが手を離した瞬間に一同焦ります。
この様子が「他メンバーをも黙らせる恐怖感のあるリーダー、カルロ」をうまく演出していますね。
前後のあらすじ
補足記事