アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
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第30話「イシュヴァール殲滅戦」
イシュヴァールの内乱および殲滅戦を描く過去回である第30話。
原作の漫画重視の人からするば「物語全体に重要なイシュヴァール殲滅戦を、1話に収めるのはさらっとしすぎ」と評されることもありつつ、
漫画を見てないアニメ重視の人には「過去編を登場人物達の印象的なセリフで効率よくまとめて見やすい」ともとれる構成となっています。
全体のあらすじ
借りた銃を返しにホークアイのアパートを訪れたエド。彼はホークアイに、戦いの中敵に対し銃が撃てなかった事実を告げる。そして銃を持つことの重さ、それをホークアイが甘んじて引き受ける原因となった、イシュヴァール戦について尋ねるのだった。時同じく、中央司令部地下においてマルコーはスカーに、イシュヴァールで軍部が起こした恐るべき出来事について話そうとしていた。
TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイトより引用
各シーンの解説
リザの背中の刺青
イシュヴァール殲滅戦におけるキンブリーの名言
虐殺ともいえる戦争で精神が追い詰められるリザ達。
しかし自身の理屈でなんとか心を保ちます。
死から目をそむけるな、前を見ろ。
あなたが殺す人々のその姿を正面から見ろ。
そして忘れるな。
敵もあなたのことを忘れない。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode30」(Abema TV)より引用
そこへキンブリーの残酷ですが核心を突いた名言。
悪役ですがファンの多いキンブリー。
彼の魅力の一端がわかるシーンの1つです。
賢者の石の研究に加担するマルコー
命を犠牲にした賢者の石生成に加担するマルコー。
虐殺に加担したマスタング達、研究を行ったマルコー。
大人達の罪が描かれる第30話。
マスタングの決意
下の者が更に下の者を守る。
小さな人間なりにそれくらいはできるはずだ。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode30」(Abema TV)より引用
こうしてイシュヴァールの内乱の不合理さとマスタングの野心が結びつき、またヒューズとの絆も生まれます。
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参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索