アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレをやや含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
呪術廻戦(第2クール)の伏黒恵
俺は自分が正しいとか間違ってるとかどうでもいいんです。
ただ俺は、自分の良心を信じてる。
自分の良心に従って人を助ける。
呪術廻戦 第18話「賢者」(GYAO!)より引用
成長した虎杖に刺激され、精神的な成長が見られた第2クールの伏黒。
従来通りの人を助けることへの信念に加え、
姉である津美紀に関連したしんみりとした名言も見られます。
伏黒の名言集と解説(第2クール)
第14話「京都姉妹校交流会-団体戦(0)-」
伏黒「何かあったろ?」
虎杖「はあ?なんもねえよ」
伏黒「・・・」
虎杖「あった。
けど、大丈夫なのは本当だよ。
むしろそのおかげで、誰にも負けたくねんだわ」伏黒「ならいい。
俺も、わりと負けたくない」呪術廻戦 第14話「京都姉妹校交流会−団体戦(0)−」(GYAO!)より引用
物静かですが、度々見せる伏黒の熱いところ。
第18話「賢者」
俺は自分が正しいとか間違ってるとかどうでもいいんです。
ただ俺は、自分の良心を信じてる。
自分の良心に従って人を助ける。それを否定されたら、あとは、
呪い合うしか、ないですよね?呪術廻戦 第18話「賢者」(GYAO!)より引用
交流会、加茂との戦闘にて。
式神「満象」の初登場回でもあります。
第19話「黒閃」
呪力を振り絞れ。
腹が裂けても。
俺はみんなとは違う。
守る人間を選ぶ。
俺が一番背負っていない。
だから、俺が先に倒れるなんてことは、許されねぇんだよ!呪術廻戦 第19話「黒閃」(GYAO!)より引用
交流会に乱入した花御との戦闘にて。
伏黒の人を守ることへの意思の強さが垣間見える一方で、
「最悪自分が死ねば解決できると思っている」という五条の指摘も肯けます。
第21話「呪術甲子園」
伏黒「虎杖、お前、強くなったんだな。
あのとき、俺達それぞれの真実が、正しいと言ったろ。
その通りだと思う。
逆に言えば、俺達は二人とも間違っている」釘崎「答えがない問題もあんでしょ。
考え過ぎ。
ハゲるわよ?」伏黒「そうだ、答えなんかない。
あとは自分が納得できるかどうかだ。
我を通さずに納得なんてできねえだろ。
弱い呪術師は我を通せない。
俺は強くなる。
すぐに追い越すぞ」呪術廻戦 第21話「呪術甲子園」(GYAO!)より引用
このあと伏黒は五条に稽古をつけてもらい精神的に成長し、八十八橋の一件にて不完全ながら領域展開を行うに至ります。
第23話「起首雷同-弐-」
イメージしろ、自由に、限界を超えた未来の自分を!
呪術廻戦 第23話「起首雷同—弐—」(GYAO!)より引用
八十八橋の特級相当呪霊との戦闘にて。
不完全、ブサイクもいいとこだ。
だが今はこれでいい。
もっと自由に、広げろ!
術式の、解釈を!!呪術廻戦 第23話「起首雷同—弐—」(GYAO!)より引用
おそらく以前の伏黒では「完璧に領域展開をできるまで」実践で使うことはなかったでしょう。
不完全でも泥臭く自分の限界に挑戦した伏黒。
伏黒「他人と関わる上での最低限のルール、わかるか?」
不良「わかりません」
伏黒「私はあなたを殺しません。
だからあなたも私を殺さないでください。
殺しを何に置き換えてもいい。
要は相手の尊厳を脅かさない線引き。
互いの実在を成す過程。
それがルール。
それを破って奪って腫れものみたいに扱われて、さぞ居心地がよかったろうな。
次俺の前でやったら殺すからな」不良「俺ら、お前に何かしたか?」
伏黒「てめえで考えろ。それか死ね」
呪術廻戦 第23話「起首雷同—弐—」(GYAO!)より引用
場面は変わって中学時代の回想。
悪人が嫌いだ。
更地みてえな想像力と感受性。
一丁前に息をしやがる。
善人が苦手だ。
そんな悪人を許してしまう。
許すことを格調高く捉えてる。
吐き気がする。呪術廻戦 第23話「起首雷同—弐—」(GYAO!)より引用
許すことが美徳とは限らないという考えも、なかなか示唆のある考えではと。
伏黒「いつも笑って綺麗事を吐いて」
津美紀「人を許せないのは悪い事じゃないよ。
それも恵の優しさでしょ」伏黒「俺の性根すら肯定する。
そんな津美紀も、俺が誰かを傷つけると本気で怒った。
俺はそれにイラついてた。
事なかれ主義の偽善だと思っていたから。
でも今は、その考えが間違いだとわかって。
俺が助ける人間を選ぶように、俺を選んで心配してくれてたんだろ。
悪かったよ。ガキだったんだよ。
謝るからさ、さっさと起きろよ、馬鹿姉貴」呪術廻戦 第23話「起首雷同—弐—」(GYAO!)より引用
「俺を選んで心配してくれてた」という表現がいいですね。
補足記事
参考資料