アニメ「ゾイドワイルド ZERO」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
ビーストライガーからライジングライガーに進化
設定上はビーストライガーを武装強化したゾイドであるライジングライガー。
しかしアニメの演出だとビーストライガーから未知の力で進化したイメージが強いですね。
旧作でもゾイドが不思議な力に包まれる演出は度々あり、エボリューションコクーンと言われたりします。
ゾイドワイルドゼロでは具体的に呼称はされませんが。
解説
シリーズに共通することですが、おおむねゾイドは単独の力で進化することは難しく、プラスアルファの力が必要になってきます。
初代アニメだとオーガノイドの力を使うことで進化していました。
ゾイドワイルドゼロにおいては、リジェネレーションキューブの端末の力により進化します。
リジェネレーションキューブはゾイド因子を活用し、地球環境やゾイドの生態系を整える力があります。
ただ、復活した直後のライガーは原型のライガーに戻っていることから、進化というよりは治癒の側面が強いですが。
その後にレオとワイルドブラストした際に、ライガーはライジングライガーに改めて進化します。
この進化にリジェネレーションキューブの端末が関わっていたか明言はされません。
しかし通常のワイルドブラストでゾイドが進化する描写はないので、
リジェネレーションキューブによりライガーが治癒する際に、進化するための下地が一緒に備わったと考えるのが自然でしょう。
これと似たような状況は初代アニメの無印ゾイドでも見られます。
オーガノイドであるアンビエントの力の一部を内包したジェノザウラーは、しばらくは通常形態で戦います。
しかしその後、オーガノイドであるシャドーがジェノザウラーを進化させる際、アンビエントのゾイド因子は活性化しジェノブレイカーは赤い装甲色になります。
主な活躍シーン
ジェノスピノ戦で敗退し、重傷を負ったビーストライガー。
ゾイドコアにも致命傷を受け、石化していきます。
死期が近づくライガー。
しかしリジェネレーションキューブの端末の力により、箱状の形態で治癒します。
ビーストライガーとして元通りとはいきませんが、原型であるライガーとして復活します。
強くなりたい・戦いたいと自分から願うライガー。
レオはライガーの気持ちに応えるべく、武装強化を行います。
ジェノスピノ戦の跡地から、タテガミクローを1本回収することに成功したレオ。
この1本とタテガミクローが、後のライジングライガーのタテガミブレードに進化します。
リジェネレーションキューブの端末の力を得ていたライガーは、ワイルドブラストによりレオと呼応し進化します。
こうして進化したライガーはジェノスピノを倒すほどの力を手に入れます。
おわりに
ライジングライガーがブレードを展開し、それを下から見上げるように写すこのポージング。
余談ですが、アニメ2作目にあたる「ゾイド新世紀スラッシュゼロ」のライガーゼロ・シュナイダーを思い出させます。
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