アニメ「炎炎ノ消防隊」の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
シンラの時間を止める能力の解説
漫画およびアニメ「炎炎ノ消防隊」の主人公であるシンラは、第三世代の能力により脚から炎を出して高速移動します。
また、アドラバーストの使い手でもあるシンラ。
伝導者とアドラリンクし力を底上げすることで、シンラは光速よりも速く移動し時間を巻き戻すことができます。
光の速さと相対性理論
物体は光速を超えると時間が巻き戻るんだ。
炎炎ノ消防隊 第弐拾弐話 「兄の意地」(GYAO!)より引用
光速、つまり光の速度よりも速い速度を出せると、時間を巻き戻すことができると言われています。相対性理論ですね。
これにより、シンラは時間を止めることができるショウと互角に戦うことができるようになります。
第四世代能力者のシンラ
当然ながら、光速より速く動くなんてことはシンラの炎の力を持ってしても簡単にできることではありません。
シンラが時間よりも速く移動できた背景には2つの力が関係しています。
1つはシンラがアドラバーストの使い手だからです。
アドラバーストとは、限られた人物だけが使える特殊な炎を起こせる現象のことです。
2つ目は、シンラが伝導者とアドラリンクし第四世代能力者となったからです。
アドラリンクとはアドラバーストの使い手が他者と精神をリンクさせ力を強める行為です。
特に伝導者とのアドラリンクは力の強化の幅が絶大で、伝導者とアドラリンクすることで能力が覚醒したアドラバーストの使い手は第四世代能力者と呼ばれています。
シンラは、伝導者とアドラリンクしているショウとリンクすることで、ショウを介して伝導者とリンクします。
結果、シンラは伝導者とアドラリンクし、自分の(アドラバーストの)炎の力を底上げすることで光速に達するほどの火力を手に入れます。
おわりに
シンラが光速に達する過程をもう少し詳しく見ると、
シンラは光速に達する過程で体が耐えきれず、一度不可視の粒子レベルまで分解されています。
つまりこの世から一旦存在しなくなっているわけです。
しかし光速移動で時間が巻き戻ることで元の身体に戻っています。
そのため、
発火限界に達し能力が不十分に使われると、元の身体に戻れずこの世からいなくなってしまいます。
まさにもろ刃の剣ですね。
さらに、シンラの時間より速く動く能力は伝導者とのアドラリンクが前提なので、リンクしていない普段はこの能力は使えません。
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