月曜日の友達 2巻 概要
全2巻である漫画「月曜日の友達」。
2巻は最終巻にあたり、1巻の伏線が順次回収されていきます。
火木や土森など別の人物の描写も増えながら、
最終的に月野は超能力により水谷の夢を叶えることができます。
各話のあらすじ
第5話
夏休みが終わり2学期が始まります。
秋の季節が描かれます。
月野のゲームを返してほしい思いから、水谷は火木に、月曜日の夜のことをしゃべってしまいます。
また、火木の兄がすでにこの世にいないことが明かされます。
月曜日の約束をしゃべってしまったことで、水谷と月野の関係性が悪くなります。
一方、火木は水谷との接し方について素直に謝り、こちらの2人の関係性も違った意味で変化していきます。
そして、月野と火木の目の前で、ゲーム機が宙に浮きます。
第6話
季節は冬に移ります。
火木との件で関係がこじれてしまった水谷と月野。
そのことに水谷はもんもんとします。
一方、月野と火木は以前よりも仲が良さそうな関係性になっていきます。
それに伴い、「不良に絡まれる月野」という印象がなくなっていき、次第にクラスの他の生徒も月野と接するようになっていきます。
そんな月野の状況もまた、水谷にとってはなんだか心地良くありませんでした。
そしてある日の夜、水谷のところへ土森が。
2人は公園で話をします。
水谷の悩みが、月野に関連したものであることを見抜いている土森。
土森と話していく中で、水谷は月野にきちんと謝ることを決めます。
後日、月野は月野で水谷に謝りたい気持ちがあったようで、2人は互いに誤り仲直りすることができます。
第7話
季節は前回同様に冬。
事実上、「月曜日の友達」における水谷と月野のクライマックスになります。
仲直りができた水谷と月野。
月野は水谷に自分の超能力の正体の仮説を話します。
そして、再び、夜の学校に忍び込みます。
一旦は見周りの先生に見つかりますが、火木が協力しおとりになってくれます。
そして水谷と月野は空を飛ぶことができます。
空高くから夜の町を見下ろす2人。
一方、先生から逃げ切った火木は、兄の幽霊と出会い抱き合います。
水谷と月野は自分の夢や思いを告げ、物語は終わります。
第8話
水谷と月野が登場しない、中学校の後日談です。
季節は新学期、春です。
新入生と思しき髪を2つに結んだ女の子を中心に、日常の風景が数ページ描かれます。
おわりに
当然ながら水谷と月野のクライマックスである第7話がこの物語の見せ場なのでしょうが、
個人的には、第6話の水谷と土森のやりとりも好きです。
脇役的な土森がけっこういい仕事したなあと。
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