「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
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アストロレンジャーズVSビクトリーズ
アストロレンジャーズとの初の公式戦である第6話。
これにてビクトリーズの戦績は
- アイゼンヴォルフ戦:勝
- シルバーフォックス戦:負
- アストロレンジャーズ戦:勝
となり通算2勝1敗となります。
シーンの解説
独走するマグナム
4対5だぜ兄貴!
こいつらと同じ走り方で、勝てるわけがねぇ!アニメ 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 第六話「激走!GPクロス 4位をねらえ!」(ミニ四駆チャンネル【コロコロ×タミヤ公式】)(youtube)より引用
練習中も言っていた豪の核心。
無策ではありますが結果としてアストロレンジャーズをかく乱することにはなります。
そして坂道にてチームを押し上げるハマーDのトルク重視バックブレーダー。
ちなみにビクトリーズ以外の各国チームのマシンが5台とも同じなのは、デザインや作画のコストなど明らかにアニメ制作の大人の事情なのでしょう。
しかし同じマシンでセッティングを変えるのが世界グランプリでは一番効率がいいという筋の通った演出で、大人の事情を感じさせないアストロレンジャーズ戦。
コバンザメ走法
次郎丸が言う通りセコイ戦法ではあります。
しかし後にコバンザメ走法と呼称はされないものの、同じような手法をエッジやカルロも行っているので、相手のスリップストリームを利用するというのは世界グランプリのよくある戦法の1つと言えます。
そういう意味では藤吉は優秀とも言えます。
ブレッドの名言
1位から3位はくれてやる。
だが4位のマシンは、俺達よりも後だ!アニメ 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 第六話「激走!GPクロス 4位をねらえ!」(ミニ四駆チャンネル【コロコロ×タミヤ公式】)(youtube)より引用
最初から飛ばしていたマグナムに一同動揺する中、常に冷静なブレッドがほんとカッコイイです。
プロトセイバーの覚醒
GPチップと内部メカがシンクロしたプロトセイバー。
周回遅れになるほどパワーを貯めていたこともあり、バッテリーが切れかけているマグナムをハイペースで引っ張ります。
マグナムをジャンプさせるプロトセイバー。
土砂崩れの際にマシンを助けた動きがGPチップに記憶されていたと思える、ある意味で伏線の回収シーンです。
こうして豪・ジョー・ハマーDの順でゴールし、ビクトリーズが先に4台ゴールし勝利します。
坂道の押上げで消耗していたハマーDのバックブレーダーがマグナムより遅いのはわかるのですが、なぜかマグナムより後だったジョー。
おそらく高速セッティングであるジョーのバックブレーダーは、フォーメンション走行時に比較的先頭を走り4台を引っ張っていたのでしょう。
ビクトリーズの勝利
豪に意図はなく完全に結果オーライですが、アストロレンジャーズと同じことをしないことで勝利したビクトリーズ。
偶然の要素はあったものの、ある程度は理に適った作戦であったとも言えます。
豪が単独で飛ばすことで、アストロレンジャーズが豪を無視をすれば1位はマグナムが確定。
この時点でアストロレンジャーズは4台ゴール、ビクトリーズは3台ゴールを目指せばいいので台数的に有利になります。
仮にマグナムのバッテリーが持たず1位を取れなくても、周回遅れになるほどパワーを貯めたプロトセイバーのアシストで4位を取る。
フォーメンション走行の経験値が少ないビクトリーズにとって、アストロレンジャーズとは違う作戦で勝つ最善の方法であるとも言えます。
ただし、この方法は周回遅れという確実に1台を捨てる作戦なので、リタイヤが出れば即敗北のリスクの高い作戦とも言えます。
結果として見れば、経験値の少ないビクトリーズがそのぶんリスクを取った作戦を行い、それを成功させ勝ちを取ったと言えます。
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補足記事