アニメ「ゾイドワイルド戦記」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
ギルラプターとジェノザウラー
令和のゾイドシリーズであり、ゾイドの歴史において第3次ブームを担うゾイドワイルドシリーズ。
「ZW02」という番号の下ゾイドワイルドにおいて2機目の機体を担ったギルラプター。
主人公機であるワイルドライガーと対峙したことで、旧シリーズのジェノザウラーを彷彿とさせます。
ゾイドワイルド戦記ではギルラプターLCも登場し、機体バリエーションが多いギルラプター。
ジェノザウラーとの比較です。
解説
ジェノザウラーの解説
ゾイドの第2次ブームにあたる2000年代を代表するゾイドの1機であるジェノザウラー。
黒にティラノサウルス型ゾイドに背中の大型ライフル。
鋭い爪などの生物感と、紫のシリンダーなどによるメカメカしさ。
そして何より、口腔内の荷電粒子砲。
尻尾の廃熱機構を展開し、足をフットロックで固定。
全身を砲台のように使い打ち出す荷電粒子砲は強力な一方で姿勢変換ができない弱点にもなります。
しかしその不器用さというか攻撃に振り切ったスタイルが逆にロマンがあってカッコイイ機体です。
このような申し分ない火力に加えて優秀な格闘能力。
格闘戦に全振りしたブレードライガーとは相性が悪いものの、本来は砲撃戦も格闘戦も性能が高い優等生です。
ギルラプターの解説
ワイルドライガーとの対峙が印象的なギルラプター。
主人公ライガーのライバルである恐竜型ということで、一見すると次世代のジェノザウラーを思わせます。
しかしながら、ギルラプターとジェノザウラーの機体コンセプトは大きく異なります。
ギルラプターはジェノザウラーというよりはむしろレブラプターに近いゾイドかと思います。
火器がなく、高速移動を行いながら背部の爪で攻撃するギルラプターのスタイルは、まさにレブラプターと言えるでしょう。
生物的な格闘戦を念頭においたゾイドワイドシリーズ、特にファーストシリーズにおいてジェノザウラーのような大型火器を装備したゾイドは少なく、ポスト「ジェノザウラー」のゾイドがいないのはやや寂しい気もします。