アニメ「【推しの子】」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
鞘姫を演じる黒川あかね
脚本改訂にて原作に準拠したキャラを演じることができるようになったあかね。
自身のキャラ解釈と一致する形で鞘姫を演じることができます。
「合戦です」や「あなた『も』混血は純潔に劣ると思っているのですか」など、短いセリフで世界観やキャラの心情を伝える「東京ブレイド」。
前者は鞘姫の戦いたくないけれど戦わないといけない覚悟を、後者は混血ゆえに差別されてきた鞘姫の苦労が読み取れます。
シーンの解説
脚本改訂
脚本改訂の影響を最も受けた、鞘姫が開戦を告げるシーン。
第12話で原作準拠でない鞘姫の人物像に違和感を持っていたあかね。
第15話のアビ子とGOAの打ち合わせにてキャラの人格は維持されますがセリフが削られます。
鞘姫を演じるあかね
刀を抜けば血が流れる。
ですが……
戦わねば守れないものもあるのでしょう。
合戦です。【推しの子】 | 第2期 第18話 太陽(ABEMA)より引用
鞘姫を演じきるあかね。
仲間を守りたいが戦いを好まない鞘姫の葛藤、人の上に立つ者としての覚悟や強さを表現します。
ちなみにこのあとのつるぎとの対峙シーンにて鞘姫が混血であることが言及され、「東京ブレイド」における鞘姫の境遇が想像できます。
人と鬼の混血である鞘姫は、(ブレイドを除く)他のキャラのような角がありません。
おそらく鬼を束ねる存在でありながら「純血」でない鞘姫は、理不尽な差別やそれによる劣等感を持って育ってきたのでしょう。
それでもなお渋谷クラスタを束ねる鞘姫。相当の信念や覚悟が予想できます。
刀鬼の忠誠心には、そういった鞘姫への理解が関係しているのかもしれません。
先へ進むブレイド達
一方で仲間を増やしその仲間が手助けをするという王道少年漫画のブレイド達。
登場キャラは鬼ばかりですが、ブレイドおよび「東京ブレイド」は明らかに桃太郎をモチーフにしている様子がうかがえます。
本編の解説
参考資料