おいしい給食 名言集|season3 第9話「甲殻の大魔神」

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第9話「甲殻の大魔神」の名言集

おいしい給食 season3 第9話「甲殻の大魔神」(TVer)より引用

 ドラマ「おいしい給食 season3」、第9話「甲殻の大魔神」の名言・名シーンを見ていきます。



解説

こんなこともできないお前は将来なんの役に立てる?

峰岸「中学生が劇をやるなんてちょっとおかしいと思います。
 こんなの、小学生がやることです」

甘利田「世間がどうであろうが、我が校では伝統的に1年生に劇をやらせる。
 自らを表現する鍛錬になるからだ」 

峰岸「でも、こんなことやって、将来なんの役に立つんですか?」

甘利田「こんなこともできないお前は将来なんの役に立てる?」

おいしい給食 season3 第9話「甲殻の大魔神」(TVer)より引用

 演劇に対して意見を述べる峰岸と、それに対する返答をする甘利田。


英語が話せるのは楽しいんだって知ってもらいたいんです

 みなさんは、英語がしゃべれるようになりたいですか?
 これからみなさんは、進学したら高校までの6年間、英語の勉強をします。
 でも、その授業だけで話せるようになる人はほとんどいません。
 英語が話せるのは、楽しいんだって、知ってもらいたいんです。

おいしい給食 season3 第9話「甲殻の大魔神」(TVer)より引用

 英語の授業中の比留川の言葉。

 学級崩壊とまで言えませんが、少なくともまとまりにかける比留川の授業中のクラス。
 父であるトーマスが見ていたこともあり、自分なりの言葉で生徒に思いを伝えます。


教育者はそれを最大限に伝える義務がある

 教育には、生徒の未来を研究したカリキュラムがあり、教育者は、それを最大限に伝える義務がある。
 楽しく英語を話すなんて、カリキュラムにあるのか?
 ないものを強要したのか生徒達に?

おいしい給食 season3 第9話「甲殻の大魔神」(TVer)より引用

 授業のあとに比留川愛に苦言を呈する父、トーマス。

 season3において基本的には甘利田と対立する「悪役」を担ったトーマスですが、作中で言及されるよう悪い人間ではなく、あくまで自分の考えをしっかり持っている様子。


人にはそれぞれその人らしさというものがある。誰もそれを阻害することはできない

比留川「父に、お前は未熟だって言われました。
 私は、先生みたいにはなれません」

甘利田「とんだ買い被りです。
 私はいつも負けてばかりですよ」

トーマス「甘利田先生は給食の時間になるとどうかしてしまいますね。
 あなたの厳格さには偽りがある。
 教師は常に、子供の見本であるべきなんです。
 確たる指導を行ってこそ、子供達は謙虚さ、素直さ、協調性を身に付ける。
 仮初の厳格さでは何も伝わらない。
 明日、坂爪校長に申し入れて、愛を、別の先生につけてもらうよう要請する。
 そうしなければ、愛にも悪い影響が及ぶ」

甘利田「悪い影響は、及ぼすかもしれません。
 ただ、比留川先生はもう大人です。
 人にはそれぞれ、その人らしさというものがある。誰もそれを阻害することはできない。たとえ、実の親であっても。
 それと、子供の指導についてもあなたの話には違和感がある。
 あなたは、ただ従順なことが謙虚さで、単に追従することが素直さで、同調を強いることが協調性だと言っているようだ。そんな人間、それこそ社会に出てもなんの役にも立たない。
 比留川先生のことを、未熟と評したらしいですが、もしかしたら、あなたのほうが未熟なのかもしれませんよ」

おいしい給食 season3 第9話「甲殻の大魔神」(TVer)より引用

 トーマスと甘利田のやりとりにて。

 おそらくseason3において特に名言の1つだと思います。

 「従順なことが謙虚さで、単に追従することが素直さで、同調を強いることが協調性だと言っているようだ」という語彙の変換も秀逸なセリフ。



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