【かがみの孤城】東条萌(とうじょうもえ)の名言集・解説

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東条萌の名言集

映画『かがみの孤城』予告編【12月23日(金)全国公開】(松竹チャンネル/SHOCHIKUch)(youtube)より引用

 こころのクラスメイトであり転校生であった東条萌(とうじょうもえ)の名言を見ていきます。



解説

馬鹿みたいだよね。たかが学校のことなのにね

 もういいやって。
 馬鹿にしてたのは本当だし。
 だってあの子達、恋愛とか、目の前のことしか見えてないんだもん。
 成績も悪いし、ガキっぽいし、
 10年後も20年後もあのままだよ。
 きっとろくな人生送らないよ。
(中略)
 馬鹿みたいだよね。
 たかが学校のことなのにね。

映画『かがみの孤城』より引用

 萌が引っ越す2日前。
 2人きりで話すことができた萌とこころ。

 達観した様子が中学生と思えないほど大人で聡明な一方で、端々に中学生らしい「大人っぽくあろうとする」表現も感じる萌の言葉。

 そしておそらく、こころの学校に対する認識を大きく変えたであろうシーン。

 「たかが学校」という萌の表現から、こころは自分の視野の狭さに気づいたのではないでしょうか。


ああいう子達ってどこにでもいるし

 負けないでね。
 こころちゃん。
 ああいう子達ってどこにでもいるし、
 今度の学校でもいるかもしれないけど、
 私今度こそ、嫌なものは嫌って言う。

映画『かがみの孤城』より引用

 萌とこころの別れ際の会話にて。

 こころとは異なり学校で気丈に振舞っていた萌ですが、それでも言えなかったこと・できなかったこと、流されてしまった様子はあるようです。

 そして「ああいう子達ってどこにでもいる」という言葉は、今後のこころにとっても重要な価値観であったと思います。

 孤城で言っていた通り、「真田さんさえ居なくなれば全てうまくいく」と思っていたこころ。

 しかし自分自身が変わらなければ、また同じような状況になる可能性もあります。

 環境を変えることと自分が変わることの両方の大切さを、「かがみの孤城」という作品は描いているように思えます。



かがみの孤城の名言集

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参考資料

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