小説および映画「かがみの孤城」に関するページです。
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かがみの孤城の伏線
映画「かがみの孤城」における伏線やネタ、演出の巧みな点などを挙げていきます。
伏線一覧
微妙な言動の不一致
孤城に集められた7人は生まれた時代がそれぞれ異なります。このため会話や服装に微妙な時代背景を違いを感じます。
マサムネのゲームに関する会話のズレはその典型例と言えるでしょう。
マサムネが有名なゲームの話をしても一同は知らず、また(マサムネより未来から来ている)ウレシノがそのゲームが映画化されたことを言っても逆にマサムネは知らない。
また露骨なものとしてはアキがゲームセンターに居たときの女性のバブリーな服装や、スバルの持ち物(カセットテープ)などが挙がります。
立ち入らない会話
不登校の後ろめたさもあってか、お互いのプライべーどをなかなか話さない一同。
これにより、お互いが別の時代の人間であることに終盤まで気づかないことになります。
視聴者的にも、学校に行っていないなど互いの素性の話をしないことが、「それぞれが別の時代を生きている」ことを隠すトリックにもなっています。
リオンを除く孤城のメンバーは不登校であり、人間関係に自信が持てなくなっています。
このため「なぜ学校があるはずの平日の日中にこんなに孤城に来れるのか」といったことをはじめ、お互いについて立ち入った会話はほぼしないまま孤城で過ごします。
この「『学校に行くこと』だけが話題の中心になるわけではない」という不登校児の人間関係がなんともリアルで、映画を観る人も7人のプライベートが掘り下げられないことに違和感を持ちにくいです。
ストロベリーティーの意味
雪科第五中学校の制服
リオンのケーキとオオカミさまの反応
リオンのフェイク発言
城の中のバツ(×)印
コナンの声とセリフ
7年ごとの時代と空白と生年月日
喜多嶋先生の結婚指輪
スバルとナガヒサロクレン
マサムネの嘘
オオカミさまの「善処する」
リオンとこころのその後
こころの夢見る転入生