小説および映画「かがみの孤城」に関するページです。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
フウカとウレシノのその後
孤城での出来事のあと、ウレシノ(嬉野遥)は現実世界でもフウカ(長谷川風歌)と出会い恋に落ちたと考えられます。
映画の入場者特典であるポストカードに描かれている登場人物達の「その後」を踏まえると、ウレシノとフウカは孤城での別れ際で約束した通り、恋に落ちるチャンスを得たと言えるでしょう。
解説
ウレシノの事実上の告白
恋人とは言えないまでも、孤城でかなり親密な関係になっていたと思しきウレシノとフウカ。
恋愛対象がコロコロ変わるウレシノにはじめは引いていたフウカですが、孤城での時間が過ぎる中で関係性が変わっていきます。
最終的にはこころが空気を読んで2人きりにするくらい、仲良くなっていたウレシノとフウカ。
そして孤城が消滅する最後の日。
記憶が消えるため「会ってもわからない」と悲観するフウカに対し、「一目で好きになる」とウレシノは宣言します。
ウレシノとフウカの再会
映画入場者特典であるポストカードの1枚である、「ほら、ちゃんと見つけたから(2028年)」。
フウカのピアノのコンサートを見ているウレシノが描かれています。
ウレシノの表情は明らかにフウカに見惚れており、まさに「一目で好きになった」状態と言えるでしょう。
先述の通りウレシノとフウカが再会したこのコンサートは2028年。
ウレシノが孤城に来たのは2027年の中学1年生、フウカとは8歳の年の差が言及されているので、2人が再会したのはウレシノが中学2年、フウカが22歳のときであることがわかります。
2人が最終的に結ばれたかは言及はされないものの、孤城で過ごしたことで得られた関係性はしっかりと引き継がれたと言えるのではないでしょうか。
かがみの孤城のその後