アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
第9話「幼魚と逆罰」
私は大人で君は子供。
私には君を自分より優先する義務があります。呪術廻戦 第9話「幼魚と逆罰」(GYAO!)より引用
呪術廻戦において吉野順平を中心とした話である、「幼魚と逆罰編」の初回である第9話。
アニメにおいてはこの第9話〜第13話までが「幼魚と逆罰編」に相当するストーリーになります。
個人的には、大人な七海がすごくカッコイイ「幼魚と逆罰編」。
あらすじ・名言・解説
吉野順平
嫌いな人間が死ぬボタンがあっても、たぶん押せない。
でも、僕のことを、嫌いな人間が死ぬボタンなら、迷わず押す。呪術廻戦 第9話「幼魚と逆罰」(GYAO!)より引用
イジメられていはいますが、端々で自分の筋は通そうとできる順平。
そんな順平と真人が出会います。
七海建人
褒めも貶しもしませんよ。
事実に即し、己を律する。
それが私です。
社会も同様であると勘違いしていた時期もありましたが。
その話はいいでしょう。呪術廻戦 第9話「幼魚と逆罰」(GYAO!)より引用
虎杖と共に映画館の事件を捜査する七海。
五条・虎杖・七海の会話
私はこの人を信用しているし信頼している。
でも尊敬はしてません!呪術廻戦 第9話「幼魚と逆罰」(GYAO!)より引用
言動や見た目は七海のほうが落ち着いていますが、七海は五条の後輩にあたります。
俺が弱くて使えないことなんて、
ここ最近嫌というほど思い知らされてる。
でも俺は強くなるよ。
強くなきゃ、死に方さえ選べねえからな。
言われなくても、認めさせてやっからさ。
もうちょい、待っててよ。呪術廻戦 第9話「幼魚と逆罰」(GYAO!)より引用
初対面ゆえに虎杖をまだ評価していない七海。
それに対しポジティブな虎杖。
虎杖&七海の任務
七海「舐める舐めないの話ではありません。
私は大人で君は子供。
私には君を自分より優先する義務があります」虎杖「ガキ扱いなら、舐められたほうがよかったよ」
七海「君はいくつか死線を越えてきた。
でもそれで大人になったわけじゃない。
枕元の抜け毛が増えていたり、お気に入りの総菜パンがコンビニから姿を消したり、そういう小さな絶望の積み重ねが、人を大人にするのです」呪術廻戦 第9話「幼魚と逆罰」(GYAO!)より引用
惣菜パンのくだりはギャグっぽいですが、七海の過去に関わるある意味で重要な要素です。
7:3という場所を設けることで、力が向上する七海の術式。
呪術廻戦において呪術は、あえて自分に不利な縛りを設けることでその引き換えに力が向上します。
虎杖も呪力のコントロールができるようになっています。
「逕庭拳」という、呪力を拳に乗せたシンプルな攻撃。
コントロールが未熟なため、打撃に対し呪力が遅れてやってきます。
身体能力が元々高い虎杖だからこそ成立する時間差技です。
圧勝する七海と虎杖ですが、
呪霊であるはずの敵が腕時計を付けていることに気付き、違和感を持つ七海。
スマホで撮って確認すると、本来は呪力がないと視認できないはずの腕が写真にしっかり残ります。
これら2点から、二人が戦っていたのは呪霊ではなく、呪力によって変化させられた人であることが判明します。
しかも呪力を帯びている特殊な変化をさせられた様子。
その反動からか、自然死してしまった2体。
ちなみに腕時計が、順平が映画館に行った際に支払いをした受付の人の物と同じです。
髪も長いですし、真人が映画館の受付の女性を変化させたことが予想できます。
この子は他人のために本気で怒れるのだな。
呪術廻戦 第9話「幼魚と逆罰」(GYAO!)より引用
人の命を弄ぶ犯人に怒りを表す虎杖。
このあたりから、七海の虎杖に対する評価が変わってきます。
順平と真人
一方、真人と会話を交わす順平。
イジメによる、額の押しつけられた煙草の痕が見えます。
参考資料