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鋼の錬金術師を初めてアニメで観るときの順番
人気漫画である「鋼の錬金術師」。
漫画・アニメ・映画(アニメ)・映画(実写)などなどいろいろな方面の作品があります。
そのため、どれから見るのが一番いいのかわかりにくい。
今日は、鋼の錬金術師をまったく観たことない人が、アニメからデビューするときの順番を考えます。
好みは人それぞれなのであくまで目安ですが、
「鋼の錬金術師」を見るとき、1つのシリーズだけ観るなら2期を、
全部見るつもりなら1期を先に見て2期を見る順番がおすすめです。
以下、これらの理由を。
「鋼の錬金術師」の作品
まず前提として、鋼の錬金術師は主に以下のような作品があります。
・鋼の錬金術師(漫画)
・鋼の錬金術師アニメ1期
・鋼の錬金術師アニメ2期
・映画「シャンバラを征く者」
・映画「嘆きの丘の聖なる星」
他にも小説などが細々ありますが、主なものはこんな感じです。
鋼の錬金術師(漫画)
鋼の錬金術師は連載漫画がスタートなので、漫画が最も基本となる作品になります。
単行本で全27巻。
すでに完結しているので最終回まで一気に読むこともできますね。
鋼の錬金術師は各作品とも漫画をベースに作られてます。
一方で、漫画だけでは観ることのできない設定や話がアニメや映画にはあります。
鋼の錬金術師アニメ1期
はじめてアニメ化されたのが、この1期。
原作連載中に並行してアニメが放送されました。
漫画原作のアニメ全般に言えることですが、紙の連載より映像の1話のほうが話を消化するペースが速いため、アニメのほうが連載に追いつき追い越してしまいがち。
そのため多くのアニメは原作にない展開や話を織り込んでいきます。
ハガレン1期も例外ではありません。
1期は原作とは異なるオリジナル展開をしながら原作と異なるクライマックスを迎えます。
設定や登場人物などが原作と異なるので、原作を忠実に知りたい人には観るに向かない作品と言えるでしょう。
鋼の錬金術師アニメ2期
2期は終始原作に忠実なストーリーとなっています。
紙ではなく映像媒体でハガレンを観たい人は、アニメ2期がおすすめです。
ハガレンにおいてアニメの1期と2期はまったく別物で、話が続いているわけではありません。
先述の通り、1期はアニメオリジナル展開、2期は原作忠実。それぞれはハガレンでありながらまったく別物の作品として楽しんだ方が良いです。
そのため、1期を観なくても2期は楽しめます。話が飛ぶといったこともありません。
逆に、1期を観たから2期の最初を2,3話とばせるかというとそうでもないです。
あくまでどちらも独立した作品となっています。
ちなみに1期と2期では一部登場人物の声優さんが変わっているため、両方とも観ると違和感を感じる人も。
映画「シャンバラを征く者」
アニメ1期は完結こそするものの、ちょっと続きがあるような終わり方をします。
アニメ1期が本当の意味で完結するのがこの映画「シャンバラを征く者」。
読み方は「シャンバラをいくもの」と普通に読みます。
映画「シャンバラを征く者」はアニメ1期の締めにあたる作品です。
1期の続きにあたるので、当然「シャンバラを征く者」も漫画にはないオリジナル展開です。
映画「嘆きの丘の聖なる星」
「嘆きの丘の聖なる星」と書いて「ミロスのせいなるほし」と読みます。
映画「嘆きの丘の聖なる星」はアニメ2期の道中における本編とは関係ない話になります。
本編とは直接関係ない話なので、どのタイミングで観てもいいのですが、ある程度アニメや漫画を観てハガレンの基本的な世界観を知っておいた方が楽しめるでしょう。
「嘆きの丘の聖なる星」は2期の設定を下に作られているので、1期の方を観ていきなり「嘆きの丘の聖なる星」を観ると設定がかみ合いませんので注意。
おすすめの順番と解説
アニメ1期はオリジナル展開でなおかつバッドエンドな雰囲気が強いダークな印象が漂います。
原作と設定が異なる点、クライマックスがほぼバッドエンドな点。
これらから
原作に忠実な2期を基準にすると1期は受け入れがたいものがあるかもしれません。
しかしそれは1期が駄作というわけではありません。
1期はダークファンタジー要素が強いだけでストーリー自体のクオリティは高く、2期に負けず劣らず魅力的な作品です。
そのため1期を「原作と違うから」という理由で切り捨てるのはもったいない。
特に1期本編から映画「シャンバラ」にかけての終わり方や伏線回収はおもしろいです。
こういった背景から、2期→1期にいくより
1期→2期の順で観る方が双方の作品を受け入れやすいと思います。
まとめ
以上のようにそれぞれ設定や世界観が異なるハガレン。
もしハガレンをアニメでデビューしたいなら、
アニメ1期
↓
シャンバラを征く者
↓
アニメ2期
↓
嘆きの丘の聖なる星
の順番で観るのがおすすめです。
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