綴命の錬金術師「ショウ・タッカー」
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode4」(Abema TV)より引用
「綴命の錬金術師」の名を持つ国家錬金術師「ショウ・タッカー」。
家族を使ったキメラの錬成はマッドサイエンティストと言える狂気に満ちた行動ですが、その言葉には生命倫理について考えさせられるものがあります。
ショウ・タッカーの名言集
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人の手の内を見たいというなら、
君の手の内も明かしてもらわないとね。
それが錬金術師というものだろ?
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode4」(Abema TV)より引用
研究を見せてほしいと頼んできたエルリック兄弟に対して。
平常の穏やかな様子のタッカーとはまたギャップのある、研究者ゆえの厳しさが垣間見えるシーン。
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君のような勘のいいガキは嫌いだよ。
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode4」(Abema TV)より引用
ニーナとアレキサンダーを使ってキメラを錬成したタッカー。
それにエドが気づくシーン。
ネット界隈でネタにされるほど知名度がある名シーンであり、ハガレンの最も有名な名言の1つと言えます。
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何を怒ることがある?
人類の進歩は、無数の人体実験の賜物だろう?(中略)
人の命?
そう、人の命ねぇ。
鋼の錬金術師、君のその、手足と、弟。
それも、君が言う人の命をもてあそんだ結果だろう。(中略)
同じだよ。
君も、私も。
違わないさ。
目の前に可能性があったから試した。
それが禁忌であると知っていても。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode4」(Abema TV)より引用
ニーナとアレキサンダーを使いキメラを作ったことを責めるエド。
それに対するタッカーの見解。
タッカーがサイコパスであることは否めませんが、一考の余地はあり生命倫理について考えさせられるシーンです。
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索