アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
オリヴィエの名言
中央司令部軍人A「変化するために痛みを伴うのは仕方のないことだ。
それがなぜわからぬ?」オリヴィエ「もうだめだな、貴様らは。
ぬくぬくと安全地帯から戦場を眺める貴様らのような者が、痛みとかいうものをさも崇高であるかのように仕立て上げ利用する」中央司令部軍人B「反逆者になる気か?」
オリヴィエ「どうかな?
事が終わったときには英雄になっているかもしれんぞ。
ただし!私はイシュヴァールの英雄ほど甘ったるくはない」「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode50」(Abema TV)より引用
作中でもかなりの強さとかっこよさを持つ女性である、オリヴィエ・ミラ・アームストロング。
第50話の名シーンです。
ちなみに「オリヴィエ」という名前はフランス語圏では男性名の意味合いがあり、作者のジョークを感じます。
解説
中央司令部に配属され、実質的にブリッグズが動かないよう人質となったオリヴィエ。
しかしブリッグズ兵は自身がいなくてもきちんと独立した判断ができるとオリヴィエは自負し、まったく動揺を見せません。
そしてレイヴンのときと同様、大胆にも上層部に刃を向けます。
個人的には即座に銃を奪い2人を相手にする華麗さはさすが。
アームストロングも圧倒していましたし、錬金術を使わない味方サイド人物としてはおそらく最強の1人であるオリヴィエ。
さらに相手の「反逆」という言葉に対して「英雄になっているかもしれんぞ」と言い、「イシュヴァールの英雄ほど甘ったるくはない」と「英雄」の言葉にかけて次の言葉を言っているのもうまいセリフと思います。
「イシュヴァールの英雄ほど甘ったるくはない」とは中央軍に対して不殺で攻めているマスタングを指し、その後オリヴィエは上層部を射殺します。
マスタング達と異なりオリヴィエ含みブリッグズ兵達は容赦なく敵を殺しており、このあたりの綺麗事でない展開もハガレンの深さかと思います。
本編
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索