ホーエンハイム「俺の息子を、馬鹿にするな」|鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第49話「親子の情」

アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。

一部ネタバレも含みますのでご了承ください。




ホーエンハイムVSプライド

 俺の息子を、馬鹿にするな。

「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode49」(Abema TV)より引用

 言葉自体は平易ですが、ホーエンハイムの名シーン&名言として印象的な第49話。
 アルを馬鹿にするプライドに親としての怒りのようなものが見え非常にカッコイイシーンです。

 サブタイトルの「親子の情」はホーエンハイムとアルの関係性を指していると思われますが、エドとホーエンハイムの関係性も興味深いシーンとなっています。



解説

「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode49」(Abema TV)より引用

 背後からプライドに迫るアルですが、グラトニーの嗅覚を得たプライドには敵わず捕らえられてしまいます。


「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode49」(Abema TV)より引用

 助けに入ろうとするエドを無言で止めるホーエンハイム。
 息子(アル)が危険に晒されながらも、作戦は続行しているため緊張で表情に力が入ります。

 その様子を察したエド。

 ホーエンハイムの覚悟を決めた際の険しい表情は、どこか不機嫌で怒ったような表情に見えてしまう傾向があります。

 幼い頃のエドは、旅立つホーエンハイムの覚悟を決めた表情を、不機嫌で子供が嫌いな表情と誤解していました。

 ホーエンハイムの生い立ちの話を聞き、今回の表情を目の当たりにし、エドはもしかしたら自分の幼い頃の記憶が誤解だったとどこかで感じることができたかもしれません。


 俺の息子を、馬鹿にするな。

「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode49」(Abema TV)より引用

 そして強力な錬金術でプライドを閉じ込め、光を遮ります。

 プライドに向けられた表情は、先ほどエドを制した表情とやや異なる気もします。

 息子を思う親の表情になっているホーエンハイム。


「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode49」(Abema TV)より引用

 こうして飲まず食わずでも生きていられるアルと我慢比べをすることになったプライド。

 アルが顔の鎧をすぐに身につけないのはやや不自然ですが、プライドが木で鎧を叩き出す素振りはわりと自然な伏線となっています。



本編

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参考資料

『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索

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