アニメ「炎炎ノ消防隊」の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
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ゴリラサイクロプスとは?
「ゴリラサイクロプス」とは、作中で茉希尾瀬(マキ・オゼ)の筋肉質な体型をからかう際に使われる単語の1つです。
作中では当然のように使われていますが、おそらくは作者の造語と考えられます。
解説
ゴリラサイクロプスの語源
炎炎ノ消防隊という作品内の造語と思われる「ゴリラサイクロプス」。
ゴリラは当然ながら動物の「ゴリラ」であり、「サイクロプス」はギリシャ神話に登場する一つ目の巨人です。
要するに「ゴリラサイクロプス」とはゴリラ以上に相手のガタイの良さをからかう言葉と言えるでしょう。
誰がゴリラサイクロプスじゃいっ!
度々「ゴリラサイクロプス」という単語で激怒したり、「誰がゴリラサイクロプスじゃいっ!」というツッコミを入れるマキ。
しかし「ゴリラサイクロプス」という表現は周囲が言い始めたわけではなく、マキが(アーサー達は言ってないのに)「誰がゴリラサイクロプスじゃいっ!」と食い気味にツッコミ出したある意味での被害妄想です。
筋肉質な自分の体型に対する、マキのコンプレックスの表れと言えるでしょう。
お花乙女畑で元軍人のマキ
元軍人であり努力家であるマキは、元は華奢でしたが鍛錬により今の筋肉質な体型へとなります。
その努力に後悔はしていないようですが、自身が描く女性像とはかけ離れた体型にコンプレックスはあるようです。
アイリス達から「お花乙女畑」と表現されるほど、趣味・嗜好は女性らしさを好むマキ。
本当は可愛いワンピースなどを着たいのですが、体型から似合わないと思っておりアイリス達を羨ましがる素振りもあります。
ちなみに「ゴリラサイクロプス」や「お花乙女畑」など炎炎ノ消防隊には独特な単語が登場しますが、これは作者である大久保篤氏の世界観だなと思います。(氏のこういった一種の言葉遊びは他作品でも見られます)
茉希尾瀬(マキ・オゼ)の解説