アニメ「炎炎ノ消防隊」の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
アイリスの冒頭の語り
アニメ「炎炎ノ消防隊」は2クール目からアバンにアイリスの語りが入ります。
冒頭のアイリスの語りは、炎炎ノ消防隊の世界の宗教である「聖陽教(せいようきょう)」の由来です。
アニメでは聖陽教の由来を短くまとめ、それを3分割してアイリスが3週にわたって語っています。
聖陽教の言い伝え
先述の通り冒頭の語りは大きく3つの展開に分かれます。
大災害の日
遥か昔、人類は星の怒りに触れ、世界は炎に包まれた。
大災害の日である。
炎は猛々しく燃え上がり、人類の住む地、語る言葉、積み上げた文化を燃やし尽くさん勢いであった。炎炎ノ消防隊 第拾伍話 「鍛冶屋の夢」(GYAO!)より引用
ラフルス一世
灰に覆われた世界に、一人の男が現れる。
あとにラフルス一世と称される方である。
ラフルスは使徒を連れ、光を求めて旅立たれた。
旅の果て、ラフルスは汚れなき炎を見つけ、人類を救う光をもたらされた。炎炎ノ消防隊 第拾伍話 「鍛冶屋の夢」(GYAO!)より引用
天照(アマテラス)
ラフルスと使徒達は、太陽神の賜れた炎と、人類の培った科学技術で、天照をお作りになった。
天照の聖なる炎が、人々の生命を潤し、極東の地に、国家の礎を築くこととなった。炎炎ノ消防隊 第拾伍話 「鍛冶屋の夢」(GYAO!)より引用
解説
聖陽教の概要としては、炎の大災害によって一旦は滅んだ地球が、一人の人物によって復興を遂げるという内容ですね。
このときの人物が「ラフルス一世」であることから、
現在の炎炎ノ消防隊の世界をおさめている「ラフルス三世」はこの一世の末裔であることがわかります。
そしてラフルス一世が用いた「聖なる炎」と同じ炎がアドラバーストの際の「純粋な炎」です。
アドラバーストによる炎が世界においていかに神聖なものかがわかります。
さらに、その「聖なる炎」を応用しエネルギー源とする装置「天照」はヴァルカンの一族が作ったとされています。
おわりに
聖なる炎によって人類は復興を遂げるも、大災害以降、人々は焔ビトの恐怖にさいなまれることになります。
また、大災害前と比べると、人類が住む地域はずいぶんと縮小しています。
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