アニメ「炎炎ノ消防隊」の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
第17話「黒と白と灰色」レビュー
アニメ「炎炎ノ消防隊」第17話「黒と白と灰色」。
サブタイトルの通り、伝道者一派・特殊消防隊・ジョーカー(とリヒト)の三つ巴の回ですね。
明言はしないものの、これまでの物語でジョーカーが伝道者とはまた違う派閥であることはなんとなく表現されていました。
そして今回の第17話でショウとジョーカーが交戦し、
ほぼほぼジョーカーが第3勢力であることがわかります。
あらすじ
森ではシンラが拘束され、工房でもDr.ジョヴァンニの魔の手によってヴァルカン達は危機を迎えていた。動きを封じられたシンラは、戦線離脱寸前。まさにヴァルカンにとどめを刺そうとするDr.ジョヴァンニを阻止することはできるのか――。劣勢の戦場。“天照のキー”なるアイテムを巡り、さらなる混戦を極める中、突如白き装束をまとった「少年」がシンラ達の前に現れる。
炎炎ノ消防隊 第拾七話 「黒と白と灰色」(GYAO!)より引用
主なシーンの振り返り
アバン
冒頭の伝承
冒頭はいつもの言い伝えのお話。
今回は天照(アマテラス)ができる経緯です。
シンラ脱出
ヴァルカンが大切にしていた装置から、天照のキーが見つかります。
一方、いいか悪いかは別としてアイリスに盗聴器を仕掛けていた火華が危機を察知しに助けにきます。
こうしてシンラは再び工房へ。
まだ仲間になってないのに「うちの機関員」と言って助けるシンラはほんとかっこいい。
そしてオープニングへ。
Aパート
シンラ VS ジョヴァンニ&リサ
リサの磁気を追う炎がシンラを狙います。
一方、外では火華が助太刀。
ヴァルカンの指示によりスイッチを押しまくるアイリス。
大量に現れる機械により磁気が溢れ、リサの炎はシンラを追えなくなります。
ジョヴァンニも真っ向勝負ではシンラのスピードに着いていけず、シンラが優勢。
ショウ、登場
そこへシンラの弟であるショウが介入。初登場ですね。
夕陽の背景がすごくきれい。
流れ的に明らかに敵ですが、それでも弟が生きていたということに喜ぶシンラ。
シンラとアーサーを圧倒するショウ。
攻撃直後にショウの身体から湯気が出ていますし、
炎の力を応用して時間を止めている様子。
リヒトの助け
灰の描写から「もしかしてジョーカー!?」と期待しつつも、リヒトが登場。
このジョーカーを期待させつつ、ジョーカーとつながりのあるリヒトが登場する演出がドキドキできていいですね。
ショウの速度にさすがに動揺しているリヒト。
この演出で、リヒトも伝道者やショウのことで知らないことがあり、リヒトは怪しいけれど伝道者と関係があるというわけではないのかなと見てとれます。
ショウ VS ジョーカー
そしてジョーカー登場。
「ヒーロー参上」とシンラのセリフを冗談っぽく使いながら、ショウと互角に戦うジョーカー。
ジョーカーめちゃくちゃかっこいいですね。
先ほど灰の演出からリヒトが出てきて、今回はジョーカーは未登場かなと思わせておいて、このタイミングでジョーカーが出てくるのはいい意味で期待を裏切ってくれる展開。
ショウとジョーカーの戦闘で前半終了。
Bパート
病院にて
幸いにも一命をとりとめたユウ。
アーサーの傷も浅かった様子。
今回の件でシンラとヴァルカンは絆が深まります。
第8にて
そしてヴァルカンを第8でかくまうことに。
ヴァルカンを第8に誘うオウビ。
決して威圧的ではなく、礼儀正しくヴァルカンの意思を尊重する誘い方。
オウビ大隊長、ほんといい上司ですよね。
決意するヴァルカン
そして後日、祖父と父の墓前で第8に入ることを決めます。
Cパート
Cパートではその後の日常。
ヴァルカンの趣味でどくろが第8に。
オウビはノリノリですが、アイリスには受け入れがたいようで。
おわりに
ジョーカーが第3勢力であることがほぼ確定した第17話。
ショウの「アドラリンクもなしに・・・」と言っていたことから、やっぱりジョーカーは相当の実力者の様子。
そして物語の流れとしてまだ「アドラリンク」については詳しく触れていませんが、ショウの言動から察するにアドラリンクを活用すると力が増し、なおかつ伝道者一派ではアドラリンクはわりと浸透している技法なのかもしれませんね。
その他の記事