アニメ「炎炎ノ消防隊」の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
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2期第3話「新たな火種」レビュー
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
アニメ「炎炎ノ消防隊」2期の第3話「新たな火種」。
全体としてはインカの初登場回ですが、
カロンの初戦闘回でもあり、カロンがめちゃくちゃかっこよかった回でもありますね。
前回のシンラとアーサーの戦闘もしかり、
戦闘中にややギャグというかシリアスでない演出が挟まれるのは2期も変わらずですね。
あらすじ
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
伝導者の目的は、アドラバーストを持つ人間・“柱”を集め、“大災害”を再び起こすことだった。新たな柱の出現に備える第8は、とある街の火災現場で火事場強盗の少女と出会う。特殊消防隊と白装束による、“五柱目”を巡る争奪戦が始まる!
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
主なシーンの振り返り
アバン
新たなアドラバーストと誕生
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
前回の騒動も終わり、
話題は「新たなアドラバーストの誕生」に。
消防隊と伝導者一派の、アドラバーストをめぐる攻防が始まろうとしています。
Aパート
消防庁長官と話すオウビ
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
伝導者一派との攻防に向けて、第1〜第8の特殊消防隊が協力することを提案するオウビ。
しかしそれは早々には難しいことを指摘する長官。
長官、渋くてかっこいいですね。
オウビに理解はありますが大人な感じです。
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お前も聞き分けがよくなったなあ。
大人になったんじゃねえか不満を抑え、諦めるのが早くなっただけですよ。
大人になったとは思っていません。ではお前にとって、大人になるってどういうことだ?
愛の広さと深さです。
この世界を守ることは絶対に諦めません。炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
オウビのセリフもかっこいいですね。
インカ初登場
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
そして2期の重要人物である
因果春日谷(インカ・カスガタニ)の初登場。
炎の予知能力で火事場泥棒中です。
Bパート
インカの過去
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
火事場泥棒で稼ぐインカ。
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
2年前の大火災により、
インカは炎が発生する場所を予知できるようになりました。
しかし炎の操作や発火は現状できないインカ。
炎に関する能力がありながら、既存の世代に当てはまらないことから、自身を「第四世代」と考えたりします。
しかし実際の第四世代能力者は、
アドラバーストの使い手が伝導者とアドラリンクした状態を指すので、インカは微妙にミスリードですね。
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
そして一柱目とアドラリンクするインカ。
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
一方シンラもアドラリンク。
大火災の発生
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
そして大火災のスリルに高揚するインカ。
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
「オールアイ」により探索を行うマキ。
明らかにVRゴーグルっぽいですね。
インカとカロンの接触
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
ハウメアの探索により、カロンがインカと接触します。
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
火事場泥棒仲間が目の前で殺され、
極限状態の中、軌跡をなぞることで炎を起こせる発火能力に目覚めるインカ。
シンラVSカロン
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
そしてシンラが駆けつけて戦闘開始で次回に続きます。
インカとシンラ。
柱が二人いることで
「一石二鳥」ではなく
「一石二柱」と言うカロン。
作者のこういう言葉遊びが個人的に好きです。
おわりに
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
炎炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第参話 新たな火種(GYAO!)より引用
作者である大久保氏の前作である「ソウルイーター」でもそうでしたが、
炎炎炎ノ消防隊においても「狂気」と「理性」の葛藤が描かれています。
こういう哲学的というか人の心理を描いている点が、大久保氏の作品の魅力の1つだと思います。
補足記事