アニメ「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
夢芽の結末
ダイナゼノンでの戦いが、姉の死と向き合うことのきっかけとなった夢芽。
姉の死因に疑問を持っていた夢芽でしたが、最終的には不慮の事故であったことを受け入れることができます。
また戦いの中で自身を支えてくれる蓬の存在の大きさに気づき、恋人としての関係を成就させます。
第1話時点で約束を破る奇行が目立ち、自暴自棄な様子があった夢芽ですが、蓬達との関りの中で彼女なりの「らしさ」を取り戻します。
解説
ダイナゼノンを通して変わっていく夢芽
第1話時点でこそ姉の死に対して心が整理できず精神状態が不安定だった夢芽。
しかしダイナゼノンでの戦いを通して、怪獣によって傷つく人達を守りたいという使命感のようなものが芽生えます。
この背景には姉の死に対して自分は何もできなかったという後悔があります。
姉の死の後悔からダイナゼノンでの戦いに強い思いを持ち、ダイナゼノンの戦いをきっかけに夢芽は姉の死ともう一度向き合う決心をします。
以後、夢芽は当時の合唱部から香乃のことを聞きくため行動します。
姉の死
香乃の当時を知る人物達と接触を試みる中で、自殺の可能性が浮上します。
しかし怪獣の力により過去の香乃と対話をした夢芽。
この対話を通して香乃の死はあくまで不慮の事故であったことを夢芽が納得することができます。
蓬との関係
いつも寄り添ってくれていた蓬。
その存在の大切さに気付かされます。
結果として告白シーンは描写されないものの最終話の関係性から恋人になったことが明らかな二人。
人間関係の不器用さは変わらないものの、心が安定した夢芽は蓬を介してそれなりにクラスメイトとも接することができるようになります。