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「チ。」第８話の名言集
今、あと一歩足りていないのはその無謀さだ。
真の宇宙を完成させるため、イカロスにならねば。チ。 ―地球の運動について― 第8話 イカロスにならねば（ABEMA）より引用
アニメ「チ。-地球の運動について-」の第８話、「イカロスにならねば」の名言を見ていきます。
解説
この世界は、本当に動いてるとしたら、どうだ？
今のままでいたいですか？
もし仮に、我々は生まれながらに罪だけじゃなく、自由も持ってるとしたらどうします？
もし仮に、今従っていること、信じているもの、見ている現実、その多くが嘘だったらどうします？ええ、常識の中では。
では、馬鹿げた仮説の中なら。
この世界は、本当に動いてるとしたら、どうだ？そこじゃあ神は宇宙に階級など作っていない。
強いられた不幸を耐える根拠などない。ええ、その通り。
不適切です。
我々は正しい方向になど導かない。
目指すのはただ１つ、真理だ。チ。 ―地球の運動について― 第8話 イカロスにならねば（ABEMA）より引用
ヨレンタを前に、地動説に触れるバデーニ。
掲示板の問題を解いたのは主人ではなく、ヨレンタ自身であるのバデーニは見抜きます。
その上で、ヨレンタの知的好奇心を刺激するバデーニ。
偶然か必然か、女性差別で悩んでいたタイミングもあって、バデーニの言葉はヨレンタに響きます。
今、あと一歩足りていないのはその無謀さだ
異教徒の神話に、イカロスという者がいる。
蝋の翼で太陽を目指し、墜落した者だ。
彼の誤りは、太陽に挑んだ傲慢さではない。
蝋が溶けるという父の警告を軽んじた無知にある。
我々は蝋で駄目なら鋼の翼を作り、太陽という名の真理に挑み続ける。
今、あと一歩足りていないのはその無謀さだ。
真の宇宙を完成させるため、イカロスにならねば。チ。 ―地球の運動について― 第8話 イカロスにならねば（ABEMA）より引用
天動説完成のために力を注ぐピャスト。
女性差別の偏見がなかったり、バデーニらを受け入れる柔軟さを持っていたりと、何かと器の広さがうかがえます。
自身が若い頃一族から（天文を学ぶため）冷遇され、一方で教授が良き理解者であった過去が関係しているのかもしれません。
大地を動かす無謀さに比べたら、些細なことでは？
大地を動かす無謀さに比べたら、些細なことでは？
確かに、ピャスト伯は誰よりも天動説を重んじてる。
でも、きっとそれよりも、真理を重んじてる。チ。 ―地球の運動について― 第8話 イカロスにならねば（ABEMA）より引用
天動説の権威であるピャストへ、交渉することを無謀と感じるバデーニ。
それに対するヨレンタの言葉。
知識な能力は高いバデーニですが、度々オクジーやヨレンタの影響を受ける点が興味深い。
ですが、真理かもしれません
ですが、真理かもしれません。
それを求めて人生を捧げたのでしょ？チ。 ―地球の運動について― 第8話 イカロスにならねば（ABEMA）より引用
資料提供を拒むピャストに対し、バデーニの煽る言葉。
その一歩目は大胆に踏み出すべきです
教授「君は、学術発展にあたって、何が重要だと思う？」
ピャスト「無謀さです。
慎重さを要する研究という分野においてこそ、その一歩目は大胆に踏み出すべきです」チ。 ―地球の運動について― 第8話 イカロスにならねば（ABEMA）より引用
その地位に登り詰めたにふさわしい探求心を持つピャスト。
若い頃からその姿勢は一貫しています。
神が君に与えた才能を、出し惜しむな
優れた道具は、優れた能力の人間に、使われるべきだ。
いいか、神が君に与えた才能を、出し惜しむな。
思う存分、天文をやれ。
そして君を否定した、節穴共に、わからせてやれ。
君が夜空を眺めれば、歴史が変わると。
君こそが、一族の誇りであると。チ。 ―地球の運動について― 第8話 イカロスにならねば（ABEMA）より引用
当時のピャストの教授。
ピャストのいとこ違いにあたります。
上が良き理解者で、自身の力を発揮できる環境があったピャスト。
作中でもピャストはかなり恵まれた環境にいた登場人物だったのではないかと思います。
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