チ。-第1話のあらすじについて-|『地動説』、とでも呼ぼうか(地球の運動について)

 このページはアニメ「チ。-地球の運動について-」のネタバレを含んだ上での解説です。ご了承ください。






「チ。」第1話の解説

チ。 ―地球の運動について― 第1話『地動説』、とでも呼ぼうか(ABEMA)より引用

 第1話、「『地動説』、とでも呼ぼうか」。
 アニメ「チ。-地球の運動について-」の初回であり、ラファウが主人公の第1章の始まりでもあります。

 ラファウは合理的に生きるその性格ゆえに、合理的に地球の動きを解こうとする地動説に異端思想ながら惹かれていきます。



解説

神童・秀才のラファウ

チ。 ―地球の運動について― 第1話『地動説』、とでも呼ぼうか(ABEMA)より引用

 12歳ながら大学に行くことが決まった神童、ラファウ。

 孤児として生まれその境遇は恵まれたものではありませんでしたが、周囲と上手くコミュニケーションを取り、要領よく生きます。

 そんな自分の「合理的な」生き方を自覚しており、それを信条としているラファウ。


フベルトとの出会い

チ。 ―地球の運動について― 第1話『地動説』、とでも呼ぼうか(ABEMA)より引用

 異端思想研究をしていましたが、改心したということで釈放されたフベルト。
 フベルトはポトツキの元教え子であり、その関係性もあって身元をポトツキが引き受けます。

 しかし改心したことは嘘で、出所し異端研究を続けるための方便であったフベルト。
 (おそらく拷問で)視力が著しく落ちているため、星の観測を脅迫してラファウにやらせます。

 一方で、ラファウも通報する逃げるなど他にも方法はあったのでしょうが、心の奥底にある知的好奇心から、フベルトの言葉に乗ってしまいます。


フベルトから地動説の話をされるラファウ

チ。 ―地球の運動について― 第1話『地動説』、とでも呼ぼうか(ABEMA)より引用

 星が観測しやすい場所をフベルトから教えてもらい、感動するラファウ。

 そしてフベルトは地動説の話をします。

 異端思想であり明らかにリスクが伴う研究。
 そうでなくともラファウは大学では天体を学ばず神学を学ぶことにしています。

 しかしそこに魅力というか興味を隠すことができないラファウ。

 天動説の解釈では星の動きが「合理的でない」と感じ、それは「美しくない」と感じます。
 一方で1つの秩序の下で星々が動くと考える地動説に、ラファウは衝撃と魅力を感じます。



次のあらすじ

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参考資料

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